ライター:セッキ―
2024.06.24
上質なマットレスやシーツを安価で提供する寝具ブランド「NELL(ネル)」を展開する株式会社Morght(モート)さんがオフィス移転したということで行ってまいりました!
「朝(Morning)起きてから 夜(Night)寝るまでの人々の生活を豊かにする」という思いが込められている社名なんですよ^^
正社員さんほか35名ほどが利用するオフィスは、執務エリアの他にショールームも兼ねています。
前のオフィスの5倍の面積になったという新オフィス!
え、それってマットレス何個分!?正解は記事の最後に♪
移転のきっかけは、増員により手狭になってきたことが一番の理由。前回の課題となっていたのはこんなことでした。
・会議室が1つしかなく争奪戦状態……
・デザインを重視した結果、ゆとりのないレイアウト
・会話が全員に聞こえる広さゆえ、来客や商談対応が難しい
・増員により手狭に
これらの課題を踏まえ、利用者35名に対し、約250坪というゆとりあるオフィスが構築されていきました。さて、新オフィスのコンセプトは、
「自然と出社を促す、疲れにくく日常との境目を感じない雰囲気のオフィス」!
エレベーターを降りたところから、高級感漂うカーペット敷き。なんと足に優しい床なんでしょう。それにいい匂いもするし。筆者の“日常”にはこんないい匂いはありませんが…
では、こだわった点とその後の変化について、移転プロジェクトを担当された大倉さんに、お話を伺ってみましょう。
コーポレートマネージャー/大倉竜一さん
「出社・リモートのハイブリッド勤務で自由度の高い働き方をしている中で、商品開発などコミュニケーションが重要な側面もあります。オフィスっぽくない居心地の良さを目指し、出社強制をしなくても出社したくなるオフィスを目指しました。
柔らかな色味で全体的に優しい雰囲気をつくり、白くなりすぎない照明にもこだわりました。以前よりも社員の滞在時間が長くなったにもかかわらず、逆に休憩スペースの利用率が下がるという実感があり、執務席の快適さ、疲れにくさを実現できたのかなと思うと嬉しいです。
移転PJでは、予算とスケジュール、工事費の高騰と人員不足など様々な問題があり、社内外含めて落としどころを決めていくのが難しかったです。スタート段階から予算の増額をしたり、先方の担当変更もあったりと調整が大変なこともありましたが、そんな中でも、専門知識を持つプロの皆さんを頼りにしながら関係値を作っていくように心がけて、最終的には一枚岩になってやり遂げることができ、すごく学びになりました。
今回バーカウンターを作ったのですが、社長が経営者仲間を呼んでお酒をふるまい語らうというシーンが見られました。他にも社員が知り合いを呼ぶシーンも多く、狙い通りに使われていてとても嬉しいなと思いました。」
とても充実感にあふれたコメントでしたね!
さあでは、優しい雰囲気を感じながら、執務席やバーカウンターをチェックしに行ってみましょう~~~!!
* * * * *
エレベーターを降りると、すぐに受付のロゴサインが見えます。高級なホテルのたたずまい♪
こっちの抜け感もまた違っていいですね♪
ロゴサインには色を変えられるギミックが仕込んでありました!実際の時刻に合わせて自動的に変わる、みたいなことをしたかったそうですが、すごくキレイです!
ロゴサインの後ろ側には大きなモデルルームのようなお部屋が。ホテル向けのマットレスが置かれたショールームになっています!
グレー、オフホワイト、ベージュといったやわらかくて落ち着いた雰囲気です。いい匂いがする~♪
3枚のサイネージでは、導入事例などを投影したりする想定だそう。
商品をチェックしながらすぐそばで商談が始められますね。
着用している着心地の良さそうなお洋服は社員向けに作ったそうです。眠りのイメージがあるバクのワンポイント!
HR/太田さん「ベランダ、あ間違えたバルコニーもあるんですよ~~♪」
ほんとだーーー!っていやいやベランダって(笑)。いずれにしても外の空気を感じられるのはうらやましい~♪ここでランチしたりするそうです。
広々としたオープンスペースにバーカウンター!ここですね、たしかにお酒がたくさん並んでます★全社ミーティングや社外の方々との交流会にも使われるそう。
手間のソファにはたっぷり電源ついてます。
ライト、かわいいです~
ワークにもミーティングにもランチなどにも使えそう。
前オフィスの名残…何かに使えないかな?
このエリアには会議室が4室。そのネーミングがとてもステキなんです!社員さんたちからの募集で決定したそうで、【morning/sunrise/sunset/night】と、執務室エリア内には【noon】があるそう!コーポレートサイトのロゴも時間帯によって形が変わるようになっていて、それに合わせた会議室名になっているんですって!
お部屋の名前の後ろにあるマーク、お気づきですか?月と太陽の比率が変わっているんですよね~♪こちらはホワイトボードの横にあった5種類のマグネット。かわいい★
ここからは執務室で―す
移転オープンパーティの時のお写真が飾ってありました。
壁際がコーポレート部門、という以外は完全フリーアドレス。社長もフリーです。
大倉さん「コミュニケーションが分散しないように執務席を寄せよう、という案が出ていたのですが、やめました。席の間隔を適切にとることによって、ちょっとした会話をしやすくなったんです。“全員に聞かれてしまう”という不安がなくなり、心理的安全性が高まったんですね。かえって会話が増えている実感があります。」
★筆者の気になるポイント★
フリーアドレスで運用するにあたって、気の利いた施策が取り入れられていました!
いろんな席を移動するとなると、面倒なのがアダプタや充電器などコードのついたものですよね。全席に誰が使ってもいいように共有のコードを配置してあげることによって、移動のたびにいちいち抜き差しする必要がありません。これは素晴らしい配慮!マネしたいですね!
こちら、前オフィスで数台導入していたイス。使い心地がよかったので今回全席に導入が決まったそう!お試しが済んでいるので安心して導入できましたね!ちなみにネット販売のみ。
ファミレス席は全部で4つ。
奥の2つは造作とのこと。面白い形状ですね。
社長からのご希望でスタンディングの会議室が2室。
こちらは集中できる席が3つ置かれています。
あれ?そういえばこのオフィス、定番のアレがないですね。オンラインブース。現状は増員スピードも緩やかとなり、会議室7室にファミレスコーナーが4つあれば初期としては十分、ということで設置は見送ったそう。でも今後いつでも設置できるよう、床の電源の仕込みはできているそうですよ。準備万端ですね♪
こちらのブースなんて、トーンが合いそうですよ♪^^
➡そろそろデザイン性のあるフォンブースが気になる!「Serenity」
学びのためなら自由に書籍購入OKというナイスな制度があり、買った本はがんがんこちらに収納できます!
マットレスの在庫などを格納する倉庫。
青山の街路樹を見下ろす絶好の場所にリラックススペース♪
ちょっとゾクゾクしそうな配置ですね…スリルを味わいたい方は、どうぞ★
以上、Morghtさんでした!
ありがとうございました!
いかがでしたか?
移転オープン日まで、社員にはデザインを内緒にしていたそうですが、初めてオフィスに入ったときの瞬間の“景色”を大事にしたかったので、段ボールなどをなるべく寄せて、スッキリ綺麗な状態を見せるよう頑張ったとのこと!
おかげで社員さんたち、こんなに広いんだ!と感激♪そうそう、前オフィスより広さが5倍になって、シングルマットレスに換算すると443個分!なんだそうですよ!ピンとくるのかこないのか、いまいちわかりませんが(笑)、同社ならではの表現ですね^^
増員を見込んだ余裕のあるレイアウトになっていますので、レイアウト変更がなされた際にはぜひまた取材に来たいです♪今日はありがとうございました!
Information |
株式会社Morght(モート)https://morght.com/
*所在地:東京都港区南青山3-1-34 3rd MINAMI AOYAMA6F *従業員数:22名(当該オフィス利用者は約35名) *規模:約250坪 *PM・設計:株式会社DRAFT |
---|
ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
オフィスの日常運営におけるニーズやオフィスの構築・移転・改修に関するご相談、お問い合わせに、経験豊富なスタッフがお答えいたします。お問い合わせ・資料請求はお気軽にどうぞ。