ライター:セッキ―
2024.05.23
今回は渋谷のおNEWなビル、サクラステージにあるオフィスにおジャマしましたよ!
渋谷サクラステージは、渋谷の新たな玄関口として生まれた渋谷区桜丘町、道玄坂一丁目に跨る複合施設。2023年11月竣工、現在ぞくぞくとテナントが入居しており、今年の8月に全面開業という予定のピッカピカのビルです!
取材依頼をくださったのは株式会社セレスさん、実は気になるオフィス!リピーターなんです^^ ありがたや~
初めての記事が2016年(青山)、前回が2019年(用賀)、で今回6年振り3度目のご登場ということで筆者も感慨深いです…感涙
前回のオフィスからどんな点が進化したのか?さあ行ってみましょう~
ピッカピカのビルは、入り口からすごい! 5階受付フロアまで上がるロングエスカレーターはまるで「スペー〇マウンテン」気分。もう目がチカチカしちゃう!(あ、これ下るときの画像です、すみません)
5階のセキュリティゲートを通って、21階へ。同社にとってはこれも大きな変化で、セキュリティがなかった前回のオフィスでは、見晴らしがいいからと近所のご老人などがエントランスまで上がってきてしまうこともしばしば…だったそう。
はい、到着しました!「全身アロママッサージで予約したセッキーですけど…」って言いたくなるような優しく上品なイメージのエントランス!
暖色系の照明もふんわりとした雰囲気を作っていますね。壁のアートも魔法使いの杖のようなライトもとにかく全部ステキ♪。
なんかすごく気になったこのカーペット。めっちゃお高いお品だそう…やっぱね。踏んじゃいけない気がする。
社員用ドアにもちょっとしたこだわりが。アーチ形で柔らかな雰囲気です。執務エリアにつながってます。
コンセプトはコミュニケーションが自然発生するオフィス
移転のきっかけは、ビルの契約の関係だったそうで、今後のフロア増床が見込めないことが分かったので移転を決定されました。次の移転先はターミナル駅を希望していたことと、同社は住宅手当を支給する制度(指定の路線・限定された駅数までの範囲内に居住する場合に支給されるそう)を採用しているため、渋谷がベストな選択だったわけですね。
今回のデザインは前オフィスのテイストよりもモダンで大人っぽくしてほしい、そして、“女子ウケ”良くしてください、とお願いしたそう(笑)。うん、それなら大成功ではないでしょうか^^
設計は、IT系企業のオフィスを多く手掛けるDRAFTさん。コンペを実施し、コストを抑えて見栄えのいいオフィス作りが得意、という点でまさにこの画角のパースデザインを見て決めたそうです!
固定席での自席を維持しつつもカフェスペースを設けてABWを可能にしているスタイル。同社は事業の可変が激しく、プロジェクト単位の小さなまとまりがたびたび生まれるとのこと。つまり組織改編が頻繁に行われることから、席替えしやすいようにロッカーではなく各人のデスク下ワゴンを採用。また、誠実でオープンなコミュニケーションを実現するためのやり方も工夫されていますので、チェックして行きましょう~
さあでは来客&会議室エリアからスタート。
カーテンを活用し、中がほんのり見えるところがいいですね。正面には植栽とミッションのメッセージが掲げられています。
飾り棚は今回も存在してますね、優しいアーチとレンガ造りで温かみがあります。
ここ、天井の設えがすてき♪
各会議室には内線電話を設置。
以前はコロナ前の仕様だったので、広~い会議室で1人でWEB会議…なんてことも。今回はコンパクトな部屋を多く作って使いやすさ満点。このエリアだけでお部屋は11あります。
大きめの会議室。こちらもカーテンが大活躍!柔らかい演出がイイ。閉めてもほんのり見えるし、全部開け放って使うことも。
開けると採光もできるし、気持ちいいですね。しかし生地の量がハンパないですね~
一番大きい部屋は新卒研修に使われていたのでお写真いただきました。壁の出っぱり部分をスクリーン設置に活用しているのがうまい!(直接壁投影でもイケそう?)下の方だけレンガのデザインもおしゃれなアクセント♪
執務エリアにおジャマでーす。基本的に固定席を採用。各自デスク下のワゴンを使うことで、ロッカースペースを設ける必要がなく移動も簡単です。
広報さんに近い場所にはTV投影できるモニターを設置。
おっ、高層ビルに入居する喫煙者にはありがたい喫煙ボックス。安定の、スカンジナビアさんですね!
こちらは常務取締役兼管理本部長の小林さんのお部屋です!眺め抜群ですね!
固定電話を大事に利用されているんですね。そういえば会議室にも内線用の電話がおいてありました。
休憩室。男女2部屋ずつと贅沢なご用意。いつ休憩したくなっても安心!
向こうにもステキなエリアが見えてきました~
気軽なコミュニケーションを誘うカフェエリア
L字型のフロア形状なので、両ウィングに執務エリアを、角の部分に共有のフリースペースをレイアウト。こちらも温かみのある雰囲気です。聞けば出社率が常時95%前後とのことで、かなり人がいる感じです。
執務エリアとのパーテーションには同社のミッションが印字されていました。席の間隔がゆったりしているのがいいなと思いました!仕事に集中しやすそう。
この部分好き。
眺望抜群のカウンター席は一番人気♪すぐ満席になるそう!
スクリーンを下ろすとこうなります。TVにも接続してるので今年はオリンピックで盛り上がれそうですね!
このライト、各柱についてるんですけど、ちょっと気になりますね~
全体的に照明がオシャレなんだよなあ~
角には「CERES テーブル」(←勝手に命名)。絵になるお席ですね~
皆さんどのように自席とカフェを使い分けているのか聞いてみました!
総務の安田さんは、「普段は自席中心で、他のメンバーとブレストやミーティングしたいときにカフェに移動しています。」
広報の廣木さんは、「文章を書くなどの集中作業の際は自席よりカフェのほうがはかどりますね。」
この向こうはエンジニアを中心とした執務エリアが広がります。大きなパーテーションには大きな社名ロゴ。
イベント時にも便利なキッチンカウンターもオシャンティな照明がついてますねー
WEB会議ブースは人気の場所。エンジニアさんたちの強い希望で1人用集中スペースも整えました。
最近は定番になりつつあるスタジオです!YouTube配信業務に使用するそうで、遮音もしっかりされてる。
出入り口付近にモバイルWi-Fiコーナー。ちなみに掃除機は新品だそう!朝、扉を開ける当番の人がエントランスを掃除し、全体清掃は月一度総務人事チームが担当されているとのこと。
以上セレスさんでした!
いかがでしたか?
喫煙ルームって昔から「上下関係なく、ナナメのつながりができやすい」なんて言われるから結構重要なんですよね。じゃあ喫煙しない族からの希望もかなえて欲しい!ということで、カフェコーナーのドリンク充実をはかるべく、夏ごろにはオフィススタバが入るそうです。高層ビルは下まで降りると時間かかるので助かりますね!
3度も取材させていただき、筆者が今回のオフィスで一番感じたのは、ワンフロアになったことで生じるコミュケーションの変化でした。実際に一番の変化は?という質問には「コミュニケーションがとりやすくなった」「ブレストが増えた」という回答が。
以前のオフィスではカフェのあるフリースペースと執務スペースが別フロアになっていたので、正直なところ、「これはお昼時間以外に活発に利用されるだろうか…?」と心配していたんです。今回はワンフロアになって、しかも2つの執務エリアをつなぐ場所。コミュニケーションが抜群に取りやすくなったのではないでしょうか!
今度はどんなオフィスを見せてくれるのか、4度目のご登場もお待ちしてますよ!
ありがとうございました!
Information | 株式会社セレス https://ceres-inc.jp/
所在地:東京都渋谷区桜丘町 1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー21階 事業内容:モバイルサービス事業、フィナンシャルサービス事業 規模:約842坪 従業員数:239名(2024年3月末時点) 設計:株式会社DRAFT |
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ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
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