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気になるオフィス!
他社のオフィスってなんか気になる!いろんなオフィスをご紹介します!

ライター:セッキ―

2023.11.28

ペルセウスプロテオミクス:オフィスの3分の2が研究所。いくつもの難題を乗り越え、笑顔あふれる基地が完成!

今年5月に移転されたペルセウスプロテオミクスさんを取材しました!
「病に苦しむ世界中の人々のために、独自の抗体技術を駆使して新しい抗体医薬品の創薬を目指ざすバイオベンチャー」で、2001年に設立されました。

社員、役員含めオフィスの利用者は約30名。オフィスの中にラボをお持ちです。ラボを主体的に利用する人数は20名弱とのことですが、その人数なのにフロアが4つ!!コミュニケーションがとりづらいだけでなく、薬剤やガラスの試験管など慎重な取り扱いが必要な実験の最中でも、階段をかけ下りたりかけ上がったり、、、いろんな意味で危険と隣り合わせの日々が18年も続いていました。

これは一日も早く移転しなくてはまずい!と移転が決定したものの、次から次へと押し寄せる困難。それを乗り越えた物語を、お送りしますよ♪

課題がいっぱいの前オフィス

移転前の課題を解決するため、ワンフロアにして連携した作業がしやすいこと、ラボ内での作業中に万が一のことがあってもすぐかけつけられるよう、見通しのよいオフィスにすること、などをイメージしながら、まずは現状の課題、リスクなどを経営に訴えました。

▼狭くて冷蔵庫が開けづらい!

▼新しい機器を導入したら作業スペースがほとんどない!

3つの難関がプロジェクトチームを襲った!

移転が決まったら次は物件探しです。通常は郊外に持つことの多い研究所を、オフィスと同じ場所に設けるという選択をした同社ですが、事業特性として研究施設を持つこと、一般オフィスより換気性能が高い必要があるなどなかなかこの条件に見合うビルが見つからなかったそうです。

駅から遠い、カビ臭い、地下のくら~いビルなどどれも納得のいかない物件ばかり。ここいいな、と思う素敵なビルが見つかっても、”薬品”、”研究施設”と聞いただけで引いてしまう不動産会社もあれば、お会いしたとたんに質問攻めのときもあったそうです。最終的に現在のビルに入居が決まったときは本当にほっとしたとのこと。

さて次の難題は空調の施工業者探しです。これが一番きつかった、と語る今回の移転プロジェクトで唯一の男性メンバーにお話を聞きます。

研究開発部/大屋さん
「なんといってもラボは空調がキモなんです。通常のオフィス用の空調を、必要とされるレベルの換気システムに強化できる施工業者さんをタイトなスケジュールの中探すのは困難を極めました。2社に断られて後がない状態で、やっと決まったのが4月半ばごろです(移転完了は5月)。その前までに完成していた天井も全部はずしてつけかえたりして、大変な作業でした。あの時はみんな胃を痛めてましたね」

プロジェクトの統轄を行った株式会社FaMilさんの担当によれば、「この仕事を20年以上やってきてここまで切羽詰まることはなかった」と語るほどだったそう! →FaMilスペシャルインタビュー#8「強いリーダーシップときめ細かい仕事。他社にも紹介したい信頼感です」

ひえー想像するだけでぞわっとしますね!いやいや無事に移転できたのでしょうか??残る1つの難題は、オフィスをご紹介しながらお聞きしていきましょう!

こちらがエントランスです。柔らかい印象のグレーの壁は、わざと残した塗りあとがすごく雰囲気があってステキです!

以前は1つしかなくて取り合いになっていたという会議室は、4つに増えました。

全ての会議室に企業理念が掲示されています。抗体技術!期待してます!

ではおジャマしまーす♪
入ってすぐにカウンターがあるんですね!

(画像引用元:FaMilスペシャルインタビューより)

前オフィスでは、仕事するのもランチをとるのも自席だけだったのが、カウンターができたことで自然と食事会が行われるように!半年で4度もしたそうですよ!

土足厳禁というわけではないけど、みなさんラクな靴に履き替える習慣♪

大事なモノがディスプレイされているコーナー。上場記念の盾の人物を見て思い出しましたが、 社名の由来になっている“ペルセウス”はギリシャ神話に登場する英雄で、「メドゥーサを退治し、その首を掲げて怪物ティアマトからアンドロメダを救った」とされる人物なんです。(同社HPより)

管理部のエリア。エントランスとは別の出入り口(写真左手奥)があり、納品などにすぐ対応できる導線に。

こちらは執務エリアで奥の方には役員席があります。

「今までが狭く古いビルだったので、刷新した感じを出して気持ちが上がるようにしたかったんです。黒を基調としたスタイリッシュな提案もありましたが、明るくしたかったので全体的に白い什器を選んで、キャビネットの天板は明るい木目にしました。会社のロゴを意識して青色を多くすると暗くなるので、ペールトーンの水色やソフトなグレーにしています。」(管理部/須藤様)

耐震の柱の下まで面白い使い方されてます!

角のところには、景観のいい集中スペース!ちょっとジャマだった柱をうまく利用してこもり感がでています!

自席があることの安心感から、固定席を選択。ペールトーンのチェアが優しい雰囲気です。

設計担当者が驚くほど席と席の間が狭かった前オフィス、今回はゆったりです。

これがライブカメラのモニターなんですね、ラボ内のどこかのお部屋の様子を投影しています。

ではいよいよ敷地面積の3分の2ほどを占めるラボにオジャマしまーーーす!
ここで靴を履き替えるんですね、白衣が並んでてなんかラボっぽい~♪

半分がガラスになっていて執務エリアがよく見えます!当初全部ガラスにする案もありましたが、このように背の高い機械を置くと機械の裏側を見せるだけになってしまいますので、ハーフ&ハーフになったそう。たしかに!

すごくオープンなラボですね!機材に触らないように気をつけながら歩を進めます。

なんか執務スペースよりぜんぜん広い!通常、実験台は黒が多いんですって。明るいグレーにしたのは、やはり明るいオフィスにしたかったから^^

あ、これは両手を穴から入れて作業するやつですね。

んー遠くまでよく見えますね!それにしてもこんなに機材や薬品やツール類があって階段を行き来していたかと思うと、、、本当に無事のご移転、おめでとうございます。

通常のオフィスにはない大型冷蔵庫がばばーーん!こちら、納品されたかと思ったらコンセントが合わないことが判明したという思い出深い冷蔵庫だそう。翌日には中身が到着するので、前日から温度を下げないといけなかったんですね。冷静に対応してくれたパートナー業者さんのおかげで無事翌日の納品に間に合ったとのこと。

電源はすべて天井から。しかも位置を動かせて便利。足を引っかけたら大変ですもんね。

こちらは「培養室」。執務室からは全く見えない位置にあります。ここでライブカメラが回っていたんですね。当初はなんだか監視されてるみたい、と抵抗を示す研究開発部のメンバーもいましたが、「もし実験中に何か起きて一人で倒れていたりしても、気づけるようにしたい」という社員への愛情から。設置されてよかったです^^

さて、そろそろ残す最後の難題・・・

こーーんなにたくさんの複雑な機材や棚、それも導線を考えられた配置、電源や水回りの位置、、、相当考えられたレイアウトだと思いますよね?これ、プロジェクトに参加した一社員さんが考案したものなのです。

研究開発部/阪本さん
「設計の方からいただいたレイアウト図面の縮尺に合わせて、いまある什器類をひとつひとつ同じ縮尺で紙で作り、それを切り貼りしてこれはここ、これはあそこに、と置き方を考えたんです。かなり地道な作業でした。

本当はこれら研究施設用の什器類を製造・販売するプロの会社にお任せできるとばかり思っていたのですが、“必要な導線などはご自身たちでないとわからないのでやってほしい”と。」

ひえーーー!それはそうかもしれないけど…。さすがにこれだけの分量では気の遠くなるような作業ですよね。でも、なんだかんだいってアナログでやるのが一番わかりやすかったりするんですよね…これは社長賞をいただきましょう!

そんな困難を乗り越えて、プロジェクトは成功したのですねー
では、続きにまいりましょう。

あ、ここにも表情が。ほっこりしますね。

ラボ側でこだわったのが水回り!と大屋さん。以前は冷水しか出ないし、一本の水道しかなかったんです(涙

こんな3本のもの初めて見ましたが、これが基本なのだそう。今はお湯もでるし、冬場も安心ですね。確実にエンゲージメント上がりましたね!

以上、オフィス紹介でした!貴重なラボを見せていただきありがとうございました!

移転してからまだ1年も経過していないオフィスですが、頻繁に食事会が行われているということでしたね!その際はお食事類はカウンターに置かれ、リフレッシュスペースや、ちょうどいい高さのキャビネットの上に肘をついて会話したり飲んだり食べたりしているそうです。ランチ時には自然と人が集まり、これまで会話したことがほとんどない人ともコミュニケーションが生まれ、「長年一緒だったのに初めて知った」ということもあるそう。

沢山の困難にぶつかり、乗り越えての移転でしたが、素晴らしかったのはプロジェクト統轄を担当した会社(株式会社FaMil)さんとの信頼感。引っ越し作業日には、社員だとわかりやすくするためにPJメンバーは全員ボーダーを着用しよう、と話していたそうで(そのアイディアもナイスなんですが)聞きつけた2人の担当者さんが当日しれっとボーダーを着て来たそうです!

▼FaMilスペシャルインタビューより

場が一気になごみそうな一体感!こういうことなんですよね…思わず記念写真を撮りたくなるのも頷ける、ステキなエピソードでした♪

最後に大屋さんから、「社内も社外も関わったメンバーの誰一人が欠けてもなし得なかったプロジェクトだったと思います」との一言に思わず目頭が熱くなってしまいました。そんなことが言える経験、素晴らしいですね。

ラボを通常利用しない管理部や営業メンバーと、研究職のメンバーが一緒に過ごすこの空間、このサイズ感のオフィスに筆者は好感を持ちました。いずれ会社の規模が大きくなってくると、ラボと別になるタイミング来るのかもしれない。その時、ここで過ごした時期は同社にとって貴重な時間になると思うのです。みなさんでこのオフィスを存分に味わってほしいと思います!

今日はありがとうございました。

Information株式会社ペルセウスプロテオミクス https://www.ppmx.com/

*従業員数:約30名
*規模:約230坪
*プロジェクト統括:株式会社FaMil
*設計:株式会社イトーキ
セッキ―

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ライタープロフィール

整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!

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セッキ―

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整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!

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