ライター:セッキ―
2019.07.24
オーダースーツ・シャツのECサービス『FABRIC TOKYO』を運営する株式会社FABRIC TOKYOさんにおジャマしてきました!
事業拡大および増員を見込んでの移転が完了したのは取材日のちょうど一か月前。(2019年6月移転)
前オフィスが手狭になり、さらに近場にサテライトオフィスを2つ構えていたという状況では、当然業務は非効率です。同社は部署が複数あり、それぞれが絶妙にMIXしながら業務をしているという特色から、今回の移転で一つにまとまることは必須でした。
新オフィスは3面採光で非常に明るく、代々木駅から徒歩4~5分とアクセス抜群、新宿3丁目の店舗にもすぐ飛んでいける距離、といういくつかのポジティブ要素が重なり決定したそう。そして何より、「いい気が流れている!」と感じられたことも大きな決め手になったとか^^
気になるコンセプトですが、タイトルにある「FABRASIA(ファブラシア)」とはいったい・・・??
それは、”FABRIC”と、横浜の某動物園の名前を掛け合わせた造語なのです。多種多様な個性を持った人材が集まる同社、とかく「動物園のようだ」と表現されてきました。そういえば行動展示型の動物園では動物たちも生き生きしていますよね。個性豊かなメンバーが交じり合い、自然とコミュニケーションが生まれてしまう、自分らしくいられる、そんなオフィスを目指しました。
では早速おジャマしまーす!^^
全体的にホワイトを基調にした清潔感あふれるオフィスです。
まずは会議室から。
ネーミングが、F・A・B・R・I・Cとなっているんです!
F:FABRASIA
A:AGILE
B:BUILD
R:RunRunRun! ←ココ好きです!笑
I:IDEA
C:CLEAR
【B(BUILD)】はドアもなく完全にオープン。スタンディングデスクは前オフィスの時から好評だったそう。
ほかの会議室もすべてガラス張り。会議室をオープンにすることでカルチャーもオープンマインドが根付いていければ、という社長の想いが込められていました。
こちらは【C(CLEAR)】のお部屋。テーブル、おしゃれです^^
ここは?会議室ではなさそう、、、と思ったら。ECサイト上で掲載する新商品(生地)の撮影に活用される【MDルーム】だそうです。
お次は、入室したときから気になっていたこちら。なんか生地がディスプレイされてて、ほんとのお店みたい!ここは【デモショップ】なんですって!
新宿を始め全国に12店舗展開する同社では、職種にかかわらず、新入社員には店舗での研修を2~3週間ほど実施。ただ、リアル店舗で行うと、お客様の入店状況によっては研修を中断することも。今回社内にデモショップを設けたことで、研修をスムーズに行えるだけでなく、本社社員との親交を深められるという利点も。間違いなく今回移転の一番のこだわりプレイスですね!
スーツがたくさん!奥には試着室も!なかなか普通のオフィスには見られない風景です。接客の研修では、店員役・お客さん役を決めてロールプレイングも行うんですって。ん~見てみたい^^
バーカウンターからの景色。ずっと向こうまで見通せます。
バーカウンター「DOT5」は渋谷の前オフィスのそばにあったバーの名前。毎日のように通っていた馴染みの店だったため、離れるのが寂しい!という社員が多く、店長さんに相談したところ、ロゴを提供いただけることに。新オフィスに移転後、社内のバーカウンターとして「DOT5」を引き継いでいるそうです。
ブランドである「FABRIC TOKYO」のコンセプトがさりげなく置かれていました。「Fit Your Life」ここにも個性を大事にする想いが見られました。
奥に行くと沢山のワークスペース!一つ下の階に執務エリアを備えつつも、こちらもかなり活用されているそう。社長もお気に入りの広々デスクはベンチが置かれているんですね!お隣に座ったら仲良くなれそうです^^
角のスペースはちょっとゆったり。
カラフルなチェアは、”十人十色”になぞらえて10色を取り揃えているそう。
卓球台と、その先にはステップ型のベンチが置かれています。
このカラフルなシートクッションも10色!ん~ちょっと似ている色もあるけど、、、というのは置いといて・笑
落ち着いたアースカラーが大人っぽいです。
後方の隠れたスペースを上手に使って、窓の外を眺めながらのリラックスエリア。
ステップの背面には扉が、、、
全社会などで使用するパイプ椅子がたっぷり収納されていました!うまく空間活用されてます!
壁に設置されたモニターは角度が変えられるようになっていたり、天井には多めにスピーカーが埋め込まれていたり。「伝わらなくては意味がないので」週一回の全社会を大切にする社長のお言葉でした^^
「なるべく壁は少なく」というオーダー通り、広々と見渡せます。
もはや欠かせない存在となったファミレス席も、窓に面して明るいです^^
執務エリアの階に来ました。静脈認証でオープンですって!手指が乾燥気味で指紋認証が反応しない筆者にとってはありがたい手法です!
まず目に入るのがスタンディングデスクの打合せスペース。身長190センチ近くもある社長仕様で、ちょい高め^^
さりげなく、VALUEが書かれていました。
執務エリアは固定席。やはりここも壁がなく向こうまで見渡せます。
角には社長室です。前オフィスのビル名「MARUEI(丸栄)」とネーミングされているのは、”初めてオフィスを持ったときの想い”を決して忘れないでいたいから。
いかがでしたか?
2018年1月にサービス名を、同3月に社名を、「FABRIC TOKYO」に変更、統一。(旧サービス名「LaFabric」、旧社名「株式会社ライフスタイルデザイン」)
会社として大きな決断を下されたあとにスタートした、新オフィスプロジェクト。”オフィス自体もメディアの一つ”ととらえ、旧社名やブランドコンセプトにも込められている「自己実現できる」「個性に寄り添いたい」などの想いが、随所に表れたオフィスだったように思います。
また、バーの名前や社長室のネーミングなど、前オフィス時代への郷愁も感じられ、同社の大切なスピリットや思い出が次回、次々回と今後のオフィスにも積み上げられていくのが楽しみになりました。
森社長(左)と今回のオフィスPJを担当された大森さん。社長自ら細部までじっくりたっぷりご説明をいただき、オフィスへの愛情が感じられる取材でした!ありがとうございました!
(text:関)
Information | 株式会社FABRIC TOKYO https://corp.fabric-tokyo.com/
*従業員数:約120名 *規模:230坪 *PM・設計:株式会社ディー・サイン *施工:住友不動産株式会社 ※13店舗目となる京都河原町店がOPENするそうです! オーダースーツのFABRIC TOKYO、7/26京都に新店舗オープン。本日より予約開始。 ※前回取材記事はこちら 【気になるオフィス!】『ライフスタイルデザイン:透明性と見える化、それができる自信』 |
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ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
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