ライター:一色先生
2023.01.18
トッシー、こと一色です。こんにちは。
前回は「オフィスカイゼン策ベスト10」を紹介しました。
オフィスで実施したオフィスカイゼンの具体例は参考になったでしょうか?^^
今回は、ホームオフィスでのカイゼンアイデア6選を紹介します。
筆者が在宅ワークを行う中で、手作り感覚でカイゼンした内容になります。
仕事しているシーンであれば、在宅でもオフィスと同じように工夫できることは、様々あります。
それでは、順次紹介していきます。
1.在宅ワーク予定を家族に共有
ホームオフィスでリモート会議をやっているときに、家族の人が画面に突然入ってしまうことも起こりがちです。
家族がみんな集まる部屋にホワイトボードで、何時からリモート会議するのかを共有するだけでも、
気持ちよく在宅ワークができます。
2.ノートパソコン近くにフェースミラー
リモートでのミーティングや、プレゼンテーションや、ウェブセミナーの時に、画面に向かって話をしていると、自分がどんな表情をしているのか意識しないまま続けていることがありませんか。
筆者は、ウェブセミナーでの講演が終わった時に無表情で話をしていたなと反省することがありました。ノートパソコンのカメラの近くに鏡をおくことで、自分の表情を意識することができ、堅苦しくない雰囲気で話すことができるようになりました。
3.ノートパソコンの近くにタイマー
在宅で仕事していると思いのほか、イスに長時間座ってしまっていることが起こりがちです。デスクワークを始める前にその仕事にかける時間をあらかじめ考えることで、メリハリのある仕事への取り組みができるようになります。座りすぎは血流が悪くなるので、タイマーは時間を切って屈伸運動するなど体を動かす節目としても活用できます。
え、スマホのタイマー機能でもいいって?
そうですよね、たいていタイマー機能はついてますね。
でもそこは、機能盛りだくさんのスマホの困ったところ。筆者がよくやってしまうのが、タイマーをセットしようとしたはずなのに、LINEの通知に気付いてそのままLINEを見続けちゃったりするんです^^; タイマーをセットしたいときはタイマーだけを用いるのが筆者には良いようです。
4.ノートサイズホワイトボード
リアルな会議ではホワイトボードに書きながらお互いが考えていることを共有することができました。リモートミーティングではその場ですぐに思いを伝えることが難しく、もどかしい思いをしたこともあるのではないでしょうか。リモートミーティングの際でも手元にノートサイズのホワイトボードを置いておくと、コミュニケーションをサポートするツールとして活用できます。
5.リモートミーティング用照明
自宅の天井照明だけでは、画面を通じて映る顔が暗くなってしまい、表情がわかりづらいということがあります。
ディスプレイの上部にスリムなライトを設置することで顔色が明るく見えるようになります。
リモートミーティング用のライトは市販のスタンドライトも多いですが、キッチン用LEDは場所を取らずに設置できます。
こんなふうに棚の一部になってくれますね。
6.スマホの電源ケーブルの置き場
オフィスで仕事しているときは、デスクに備え付けの電源タップを利用することで、ケーブル類が気になることは無かった
ですが、在宅ワークだとケーブルが乱れがちで、ケーブルの端をさがすことがありました。超強力マグネットをデスクの一部に両面テープで貼り付けて、ケーブル端子の置き場所にします。スチールのケーブル端子だとピタリと固定されるのでケーブルの端を探すということがなくなりました。
●超協力マグネットは、ダブルクリップと合わせて書類の仮置きツールとしても活用できます。
(1)厚紙にダブルクリップをつけ、そこに超強力マグネットを
(2)厚紙を本棚の本の間に差し込む
(3)書類をはさんだゼムクリップがマグネットがわりになります(あまりたくさんだと落ちちゃいますヨ)
以上、ホームオフィスのカイゼンアイデアを少々紹介しました。
カイゼンの定義は「やり方変える、小さく変える、できる範囲で変える」です。
ホームオフィスにおいても、少しでも良くしようという気持ちがあると、より働きやすい環境に変えていくことができます。ホームオフィスのカイゼンをぜひ継続してみてください。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
参考:コクヨオフィスカイゼン委員会
ライタープロフィール
コクヨに42年間オフィスデザイナーとして勤務。オフィスデザインだけでなくオフィス研究やオフィス運営維持活動も担当。オフィスやカイゼンに関する講演は全国で50回以上実施している。2019年にはデザインスタジオを開業。オフィスのコンセプトづくりやコンペ提案のアドバイスを対応。
水彩画家として個展やカルチャースクールの絵画講師、公募展への応募なども行っている。2020年には初出品した水彩画が日展入選。はやくスケッチ旅行を再開したい。
ライタープロフィール
コクヨに42年間オフィスデザイナーとして勤務。オフィスデザインだけでなくオフィス研究やオフィス運営維持活動も担当。オフィスやカイゼンに関する講演は全国で50回以上実施している。2019年にはデザインスタジオを開業。オフィスのコンセプトづくりやコンペ提案のアドバイスを対応。 水彩画家として個展やカルチャースクールの絵画講師、公募展への応募なども行っている。2020年には初出品した水彩画が日展入選。はやくスケッチ旅行を再開したい。
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