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気になるオフィス!
他社のオフィスってなんか気になる!いろんなオフィスをご紹介します!

ライター:セッキ―

2022.04.25

ビットキー:シェアオフィスから卒業移転し、こだわり満載の夢のライブショールームへ!

いま最も勢いあるベンチャー企業の1社、株式会社ビットキー
大手シェアオフィスWeWorkから巣立ち、初めての自社オフィスを構えたということでおジャマしてきましたーーーー!

ビットキーさんの事業領域の中でもワークプレイスに関わるソリューション、「workhub(ワークハブ)」。デジタルキーでの解錠を可能にするスマートロックや、無人受付、会議室予約やログ管理など、あらゆるシーンでオフィスのDX化を促しスマートにするソリューションです。

自社オフィスで自社ソリューションをフル活用し、お客様に体験いただける“ライブショールーム”を持つことがかねてからの希望だった――。それに加え、社内の円滑なコミュニケーションの実現、また今後のさらなる増員を見込んだことなどが移転の理由でした。

2018年8月設立、現在社員約230名を抱える同社は、設立時からWeWorkに入居し、事業規模拡大に合わせてそのスペースをどんどん広げていきました。WeWork内では他テナント企業を挟んだ形で執務エリアが3箇所に分断されてしまい、コミュニケーションのしづらさは限界を迎えていたそうです。

東京オフィスの組織は大きく3つです。

・プロダクト系(エンジニア)部門:約3割
・CX(カスタマー対応部門):約5割
・コーポレート部門:約2割

現在CXを中心にフリーアドレス制にしており、将来的にはエンジニア以外はフリーアドレスにすることを想定し、椅子の種類を分けたとのこと。エンジニアさんたちには事前に座り心地も確認したそうですよ♪

感染状況がいまだ不安定な中でも出社率多めというステキなオフィスを見ていきましょう~

■ビル到着からもうビットキー体験が始まる!

京橋にある東京スクエアガーデンに到着し、総合受付的なフロアの3階へ。有人受付に名刺を出す、なんてことは必要なく、直接こちらの受付端末へ!現在このビル内でももう複数の企業がこのシステムを利用しているんですって!

事前にメールで送られてきた入館用のQRコードをかざすと、私の名前がちゃんと出てきます~ 体調に関する質問に回答して、と。

完了すると、下から入館証が印刷されるんですね。同時に、お約束していた社員さんへ来社したことが通知される仕組み。

ふむふむ、今日利用する会議室は「I」か…

エレベーターホールに入るための自動ドア横でこのQRコードをかざし、9階に到着!

神々しいエントランスが見えてきました!受付用ディスプレイが壁から飛び出して斜めに設置されてる!気づかず通り過ぎる人はぜったいいないですね!

どの部屋で何名が使用中か、一目でわかるようにモニタリングされているんだ…
入館証に表示されていた今日利用するお部屋の場所をMAPで確認し、通路へ入っていきます。ドキドキ。

該当の会議室の入り口にあるディスプレイにまたQRコードをかざしたら、解錠された!これで入室完了。誰の手を介することもなくたどり着けるんですね!すごい!

採用面談のアポなどの場合、どうしても夕方以降になりがち。自動ドアや各所の出入り口はセキュリティの都合で閉まってしまうし、エレベーターのボタンすらも押せなくなることが。これなら毎回お迎えに行く手間が省けてスマートに解決してくれます!

ちなみに会議室は木目壁、木目テーブル、椅子ナシのハイテーブルなど様々で、かっこよかった!

■ビットキートライアングルが随所に!

さあではオフィス内へ!まずは社員みんなをつなぐ場所、「コネクトエリア」。社名ロゴからインスパイアされた三角モチーフがこれでもか、と施されていました!! っていうか、もうここはスペース自体が三角じゃん!天井にも三角模様が描かれてる!

とっても明るくて居心地の良さそうな場所です~
「コネクト」の文字が壁面にデザインされていますね。

よく見ると天井の切り替えでゾーニングに工夫が。コネクトエリア全体(画像左方面)は天井がぐっと下がっていて集中しやすいゾーンになっているのに対し、壁側の一人席のゾーン(画像右方面)は天井を抜いて開放的な空間になっています。

テーブルも三角、造作です!いくつか組み合わせて大きな三角にもなっちゃう。

エントランスの裏側にあたるところ。

このチェアも三角モチーフを意識したもの!ちゃんと電源も確保されてるのでどこでもお仕事できちゃいます!

サクッと座りやすそうなソファも三角だ!!

あれ、なんだ、、、ここは丸テーブルと六角形の鉢か、、、^^;
だんだんと三角探しに夢中になっている自分に気付かされます。

「スクリーンを下ろして、全体会やセミナーもできるんですよ!」って社長自ら動いていただきまして・・・・

こんなふうになるんですね!カーテンを引くことで反射もおさえられるというわけ!

■仕事のしやすさを最大限考慮された執務エリア方面へGO!

天井と床材の切り替えでゾーニングをされた先が執務エリア。天井のまっすぐなライトで導かれます(ちょこちょこ登場して下さる代表の江尻さん♪)

総務部門を担うカルチャー&コミュニケーションチーム(通称:かるこみゅ)、の二人のお席は、出社してきた社員さんが一番通るこの場所。このカウンターの高さが絶妙。社員さんが話しかけるときはぐっと近づいて、普段の業務中は人の目線も気になることなく、集中できます。ちなみに3枚のアートは代表の江尻さんの作品。すんげーーー。うちにも描いてほしいな

反対側にもまた三角のコーナー!ここ社内コンビニ「bit mart」は、移転前のアンケートで要望が強かったもの。納品業者さんも驚くほど在庫がすぐ切れてしまうそうです!

ネオンサインのオリジナルロゴは、「bit mart」のシンボルとして、デザインも配色もこだわって制作!一番人気はおせんべいだそう!渋い!

WeWorkでは枯渇していたという個人ブースはかなり多めの設置。ここだけでシングルブースが20個あり、WEB会議、集中作業、電話など大活躍。出入り口付近に設置していることで、籠もって他のメンバーとのコラボレーションが減らないよう、うまく循環する工夫がされているとのこと。なるほど!

顔認証やスマホで予約も解錠も。アップルウォッチを利用する人もいて、様々。

傘立ての大きいこと大きいこと!まだまだ入ります!

CX部門の皆さんが利用するロッカーたち。
大きく空いているスペースは、飲み物などを置けるように。すごい!気が利いているね!こういうの好き!

こちらもシングルブース。ドアにはhome、work、experience、3つの事業ドメインのイメージがデザインされてる。

黒基調でびしっとそろえられた執務席はとっても集中できそうな空間。閉塞感を生まないのれんを使うことで各チームごとの島をゆるやかに区切っています。面白いですね。

グラデーションカラーのカーテンは圧巻、魅惑的ですねぇ・・・あの向こうには何が、、、と想像が膨らみますww
“人が持つ感情や個性の広がり、感動を通じて心が揺れ動く瞬間を表した”自社サービス「experiencehub」から着想を得ているそう。グラデーションの色はこのテーマカラーなんですね。

非常時にはこのカーテンをはずし全部結んでつなげば9階から地上まで降りられる長さになるとか!!         ・・・(ウソですw)

カーテンの外側、特等席じゃんここ!ワークハブで予約して使うようになっていました。ちなみに座りやすいように、ミニテーブルはくるっと向きを変えられるようになってます。

各デスクにもワークハブのQRコードがついています。チェックインしたら今日出社しているのかチームメンバーの共有できたり、ビーコンでフロア内のサイネージに位置情報も反映されるという仕組み。

窓際にあるのは4人用のマルチブース。全部で6個。このほかモニター付きのパーソナルブースも窓際に6個設置しています。

こちらは【Theaterエリア】
カーテンの内側で30名、カーテンを開ければ50名まで収容でき、セミナーなどに使用できるスペース。なんてさわやかなグラデーション♪

収納庫は顔認証で扉も自動オープン!両手がふさがっているときは助かります!
私の写真では伝わりにくかったので拝借^^; ↓
https://note.com/bitkey/n/ne4bbb945ddc0

以前はオフィスから離れた場所にあった工房が、今回はオフィスの中央に。これは嬉しいですね。“職人”さんを大事に思う証。

歴代の製品がずらりと並びます。

■移転プロジェクトインタビュー♪

移転プロジェクトと現在も運用を担当されているという、カルチャー&コミュニケーションチーム→「かるこみゅ」のお二人がインタビューに答えてくれました。

▼左から近藤さん、手塚さん♪

―今回初めての自社オフィスの構築でしたが、どのように世界観を実現できましたか?

「なるべく出社してコミュニケーションをとって欲しい想いから、出社したくなるオフィスづくりを目指し、机や椅子はなるべく心地よいものを選びました。気分転換や休憩をしやすいようにドリンクバーや、コンビニスペースにもこだわりました。

意匠的には会社ロゴからインスパイアされたモチーフを随所にちりばめ、ビットキーらしさを存分に感じられるオフィスになったと思います。出社のたびに顔認証を利用して入館し、日常の一部になっていますし、お客様が毎日のように来社されワークハブを体験してもらっています。このオフィスがハブになって世の中にビットキーが広まって行ったらいいな、と思っています。」

―移転PJで大変だったことは?

「シェアオフィス時代は、コーヒーやビールが常時置いてあり、掃除もやってくれてとても贅沢な環境で、そこからの移転、という意味ではプレッシャーもありました。そのため、社員アンケートは細かく丁寧にとり、設計に落とし込んでいきました。社内コンビニは、当初は設計になかったのですが、移転したことで不便を感じてほしくないですし、メンバーのモチベーションが上がるという側面もあったので、実現できてよかったです。

また、スケジュールがタイト、という点でかなり切実でした(涙)。同ビルの14階→9階への移転でしたので、貨物エレベーターを使って自分たちで荷物運びをしたんです。8月末という真夏で空調がきかない中での作業は本当に大変でした。体力勝負でしたね(笑)。」

―お二人の好きな場所は?

●手塚さん→Theaterエリアのカーテンの外側(なかなかマニアック!?作り手ならではのご意見ですね)
●近藤さん→自分たちの席。社員が通る導線上にあるのでちょっとしたことで会話が生まれる!

―どんなコミュニケーション文化ですか?

「特にフェイスtoフェイスでのディスカッションを大事にしている文化はあると思います。見てもらった方が早い、という自社ソリューションの特徴ということも手伝って、出社したほうが仕事が進みやすいという実感もありますね。事業のスピードが速いので、オンラインだけでは拾いきれない部分がありますし、社員一丸となって働くという実感を得やすいので、多くの社員が出社しています。」

―ステキなオフィスで、利便性もあって、自社ソリューションを日常的に感じられるオフィス、毎日でも出社したくなる気持ち、すごく良くわかります。 本日はありがとうございました!

▼こちらは来客エリアに飾ってあった、「鍵」の書。とっても印象的でした。

★編集後記★

お二人が回答してくださる様子を見て、愛社精神を感じられたのか、代表の江尻さんが泣きそうになっていたのが印象的でした!!ww

移転PJの中で、ブースの扉のデザインやシンボルマーク、壁のオブジェやカーテンに至るまで、材質や色味などすべてにわたりデザイン会社任せにせず、自分たちで選んで意見を交わしこだわりを持って決めていったという姿勢は、聞いているこちらも感動モノでした。ぜひそのオフィスを愛する気持ちを来社する方々にも感じていただきたいです。

Information株式会社ビットキー https://bitkey.co.jp/

*所在地: 東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン9F
*移転時期:2021年9月
*従業員数:約230名
*規模:約700坪
*PM:株式会社ディー・サイン、設計:株式会社カヌチ

workhub ワークハブ  https://workspace.bitkey.jp/
セッキ―

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ライタープロフィール

整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!

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セッキ―

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