twitter

facebook

line

twitter

facebook

line

気になるノウハウ!

ライター:一色先生

2025.11.27

形だけではない、運営の工夫でオフィスはもっと良くなる―ソフト面のオフィスカイゼン事例6選

オフィスカイゼン活動は3S活動(整理・整頓・清掃)をベースに展開するのが取り組みやすいですが、活動の礎として安全に対する配慮、新人でも初日から迷わないような環境づくりが求められます。

3S視点での取り組みは注意喚起サインや、備品用ボックスなどハード面で展開されることが多いですが、オフィスカイゼン活動には、形にならない運営面の取組みも大切な活動としてあります。コミュニケーション活性化や、体験の共有を通じて人間関係を良好にしたり、組織の一体感を醸成するための活動として有効です。

今回はそんな“形に残りにくいけど効く” ソフト面のカイゼン事例をピックアップして紹介します。

■ なぜいま“ソフト面のカイゼン”なのか?

● ハード改善だけでは続かない
● 声掛けや習慣が事故防止にもつながる
● コミュニケーションの質が職場の雰囲気を決める
● 清掃や片付けは“一緒にやる”ことで文化になる

多くの総務担当の方からも、「制度を作るだけでは動いてくれない…」「行動が変わる工夫が必要」といった声をよく耳にします。 まさに、運営の“ひと手間”がオフィスの空気を大きく変えることに繋がります。

■ ソフト面のカイゼン事例

1.一斉清掃
──“みんなで同じ時間に”が文化をつくる
週に10分、全員で一斉清掃。ただ時間を決めるだけでなく、担当エリアを割り振り、音楽で開始を知らせるなど、“やれば終わる”ではなく“みんなで取り組む”仕掛けがポイント。 ロッキーのテーマが流れると、自然と体が動く――そんな楽しい工夫も◎

部門をまたぐコミュニケーションにもつながり、一体感が自然と育ちます。

出典

2.社外勉強会
──学びをシェアし、チームの“引き出し”を増やす

社外見学やセミナーに参加し、社内で気づきを共有。自社だけでは見つからない視点に触れることで、カイゼンのマンネリ化を防ぎ、アイデアが豊かになります。 「課題が生まれる理由」を知ることは、気づく力の向上にも効果的です。

出典

3.オー!ハッピーデー
──ポジティブな休暇取得と声掛け文化


“自分がハッピーだと思う日”をカレンダーで宣言し、周囲も応援する仕掛け。デスクに立てる「ハッピーフラッグ」は会話のきっかけに。 休暇が取りやすくなるだけでなく、職場の雰囲気が明るく前向きになる、ユニークな取り組みです。

出典

4.運用ルール浸透動画
──動画で新人が迷わない環境をつくる


紙や口頭で伝わりにくい“暗黙のルール”を動画でわかりやすく案内。
1分以内の短編動画で挨拶の仕方などを伝えることで、新人もすぐに職場に馴染める仕組みが整います。動画内製化に取り組む企業も増加中です。

出典

5.5Sタイムの声掛けルール
──“ひと言”で参加率が変わる


音楽だけでは人は動かない――そんな課題から生まれた声掛けルール。
5Sタイム開始時にリーダーが明るくひと言声をかけるだけで、参加しやすい雰囲気が生まれ、習慣化が進みます。

「掃除=体験を共有することで社員同士が会話する時間」と捉え直したのもポイントです。

出典

6.カイゼン委員会
──小さな不具合を“拾い続ける”ことが組織を強くする


扉のギシギシ音などの“小さな不便”も、誰が対応するか明確になっていないと放置されがち。
部署横断のカイゼン委員会月一回や2か月に一回など定期的な活動で改善を共有し、優先順位をつけて対応することで、「相談しやすい・動きやすい」環境が整います。

出典

まとめ:総務がつくるのは“仕組み”より“習慣”

ハード改善は形に残りますが、職場の雰囲気や習慣、コミュニケーションは 運用の積み重ねで育ちます。
ソフト面のカイゼンは、見えにくい分つい後回しになりがちですが、
・新人が迷わない
・ミスが減る
・業務がスムーズになる ・職場が明るくなる


といった、長期的なメリットがとても大きい取り組みです。
あなたの組織の総務ミーティングやカイゼンミーティングのテーマに、ぜひ“形にならない改善”も加えてみてはいかがでしょうか?。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

一色先生

この人が書いた記事一覧へ

ライタープロフィール

コクヨに42年間オフィスデザイナーとして勤務。オフィスデザインだけでなくオフィス研究やオフィス運営維持活動も担当。オフィスやカイゼンに関する講演は全国で50回以上実施している。2019年にはデザインスタジオを開業。オフィスのコンセプトづくりやコンペ提案のアドバイスを対応。
水彩画家として個展やカルチャースクールの絵画講師、公募展への応募なども行っている。2020年には初出品した水彩画が日展入選。はやくスケッチ旅行を再開したい。

この人が書いた記事一覧へ

一色先生

この人が書いた記事一覧へ

ライタープロフィール

コクヨに42年間オフィスデザイナーとして勤務。オフィスデザインだけでなくオフィス研究やオフィス運営維持活動も担当。オフィスやカイゼンに関する講演は全国で50回以上実施している。2019年にはデザインスタジオを開業。オフィスのコンセプトづくりやコンペ提案のアドバイスを対応。 水彩画家として個展やカルチャースクールの絵画講師、公募展への応募なども行っている。2020年には初出品した水彩画が日展入選。はやくスケッチ旅行を再開したい。

この人が書いた記事一覧へ

  • すべて
  • 気になるオフィス!
  • 気になるこの人!
  • 気になるグッズ!
  • 気になるワダイ!

TOPへ

気になるノウハウ!

2025.11.27

形だけではない、運営の工夫でオフィスはもっと良くなる―ソフト面のオフィスカイゼン事例6選

気になるノウハウ!

2025.10.27

地域とつながるオフィスづくりで、企業も地域も元気に!

気になるノウハウ!

2025.09.29

教えて!一色先生「セレンディピティを促進するオフィス事例」

気になるノウハウ!

2025.08.29

教えて!一色先生~人財育成に注力したオフィス事例

オフィスのソムリエサービスとは?

オフィスの日常運営におけるニーズやオフィスの構築・移転・改修に関するご相談、お問い合わせに、経験豊富なスタッフがお答えいたします。お問い合わせ・資料請求はお気軽にどうぞ。

チャット相談

当法人は、みなさんの協賛を得て
活動しております。

And more