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気になるオフィス!
他社のオフィスってなんか気になる!いろんなオフィスをご紹介します!

ライター:セッキ―

2026.05.21

家族までファンになるIT企業。要望採用率98%のインターネット・アカデミーに学ぶ「温度感」を届ける3つの施策

1,200社を超える企業のIT・DX研修実績を持ち、約30年にわたり日本のIT教育を牽引してきたインターネット・アカデミー。1995年の創業以来、数多くの企業や官公庁のDXを支えてきました。

教育業界唯一のW3Cメンバー(※)としての顔を持つ「ITのプロ集団」は、現在約60名(グループ連結約100名)、平均年齢30代前半という若く活力のあるチーム。新宿のリアルスクールやオンライン、そして全国の研修現場で活躍しています。

ところがその社内は驚くほど温かな「感謝」の文化で満たされています。 社員だけでなく、その「家族」までもがファンになるようなユニークな取り組みの数々には、離職率やエンゲージメントに悩む企業へのヒントが詰まっていました。

要望実現率98%以上。「声を聞く」ことから始まる組織改革

今回お話を伺ったのは、社長秘書として福利厚生や社内施策を担う佐藤さん。 同社の施策の面白さは、そのほとんどが「社員起点」で動いている点にあります。

佐藤 雪乃さん 社長室秘書
「課題が発生してから対応するのではなく、社員に少しでも心地よく働いてもらいたい、その家族にも感謝を伝えたいという姿勢で取り組んでいます。

2023年頃から【KAIZEN・REQUESTカード】を運用開始し、Googleフォームで社員から声を集めています。

『オフィスでコーヒーを無料で飲めるようにしてほしい』という身近なものから、『より多くの受講生を受け入れるために教室のレイアウトを変更しては?』といった大きな提案まで。ほとんどの要望は基本的に実現していますが、コストや時間の関係上、今は実現できないという場合でも丁寧にフィードバックしています。

以前の職場では意見が聞き入れられなかったという中途社員からも、「声を聞いてくれるから」と積極的に意見をもらっています。また、要望には必ず「課題感と改善案」をセットにしてもらうことで、単なる不満ではなく、建設的な議論へと繋げています。

開始から約3年で提案数142件、採用率は98%以上なんですよ」


現在、17件ものプロジェクトが実装に向けて稼働しているのだそう!
こうした「声を聞く土壌」があるからこそ、魅力的な施策が導入され続けているんですね。ここでは、3つの象徴的な施策についてご紹介していきます!


【1】サンクスギビングデー:社長の「手書き」が家族との架け橋に

2023年から始まったこの制度は、年に一度、社員が選んだ大切な人へフラワーアレンジメントを贈るというものです。有休消化を後押しする意味合いもあるとのこと。

■ 運用のポイント
社員は事前に「誰に、いつ贈るか」を登録します。子供の誕生日や両親の結婚記念日など、いつも同じでも毎年変えてもOK。お花には社長からの「直筆メッセージ」が添えられるというのがなんともあたたかい!

■ 社員や家族の反応
佐藤さんは、ご両親や祖母など毎年相手を変えているそう。お花を贈るタイミングで祖母のいる鹿児島へ帰省し、普段はあまり話さない仕事の話をするきっかけになったといいます。「会社が自分の大切な人を大切にしてくれる」という実感が、強い安心感を生んでいますね。

またある社員は毎年誕生日に息子さんに贈っています。息子さんは、(後述の)BBQイベントでお菓子を持参し、いつもメッセージをくれる社長に感謝の気持ちとともにプレゼントしたそう!温かい交流が生まれていますね。



【2】家族交流会:仕事の「価値」を親御さんに直接プレゼン

こちらも社員の要望から実現した取り組みで、2025年からスタートしました。「家族交流会」として5月にBBQ、10月にオフィス参観を展開しています。特にオフィス参観は、単なる見学を超えた「感謝の場」となっているのだそう。

■ 運用のポイント
佐藤さんによる会社説明の後、各部署の上司がご家族の前で「〇〇さんが今、チームでどう貢献しているか」を具体的に説明します。「自分の子が会社で役に立っているのかな」と不安に思っていた親御さんも、上司の方から直接感謝を告げられれば安心しますね。

その後オフィス内を見学し、最後に会場を移し懇親会が開かれます。親御さんとその社員、社員の上司も同席で会食を楽しみます。

■ 参加者の声
「別の社員が自分の家族を褒めてくれるのがありがたい」
「ここぞとばかりに感謝を伝えられた」

前回は5~6世帯の参加者があり、今年開催のBBQにはオフィス参観に参加した親御さんの顔も。少しずつ参加者が増えているそうで、親御さんの参加がなかったスタッフにも「自分も次回は呼んでみようかな」と刺激になっているのだそうです。

【3】月間投票(感謝投票):目立たない貢献にスポットライトを

テーマは「一隅(いちぐう)を照らす」。業績などの数値には表れない、挨拶、笑顔、フォローといった「定性的な貢献」を称え合う感謝投票制度です。

■ 運用のポイント
Googleフォームを活用し、全社員がその月に特別に感謝したい相手を選び、理由とともに投票します。最も多かった上位3名について毎月の全社会の場で発表し、1位の社員にはコメントしてもらうというもの。

当初は低い投票率でしたが、この取り組みの意義を伝え続けた結果、現在は100%に。最近では、優れた称賛コメントを送った人に「ベストコメント賞」を贈るなど、「相手の良いところを見つける力」も評価の対象にしています。

では、発表にいたらなかったほかのコメントはというと……?
それは、佐藤さんがすべてメール等で個別に本人に届けているんです。そのときのやりとりも佐藤さんは大切にしているそう。

「常に感謝の気持ちを持ちそれを伝えることを意識しています。その場でお礼を伝えるのはもちろんですが、あとで文章にして具体的な感謝を伝えるのは、対面で口頭だけで伝えたもの以上に深く印象として残ると思っています。」(佐藤さん

まとめ:明日から自社で活かせる「温度感」の作り方

インターネット・アカデミーの取り組みは、決して潤沢な予算や複雑なシステムだけで成り立っているわけではありません。

>まずは声を聞く(Googleフォーム1つで始められる)
>社員の家族にも感謝を届ける
>デジタルツールを使いつつ、最後は「個別」の言葉で体温を添える

「なるべく多くの人とコミュニケーションをとり、フォームに送るまでもない要望まで拾えるように心がけています」と語る佐藤さん。その姿勢と、あえて手間をかけるコミュニケーションの積み重ねこそが、30年続く強固な組織の正体なのかもしれませんね。

離職率やコミュニケーションに悩む企業の皆さんも、まずは身近な「ありがとう」を可視化することから始めてみてはいかがでしょうか。

Informationインターネットアカデミー https://www.internetacademy.co.jp/outline/

(※)W3C(World Wide Web Consortium)とは? Webで使われる技術(HTMLなど)の標準化を推進する国際的な団体。GoogleやMicrosoftなどが名を連ねる中、同社は日本の教育業界で唯一のメンバーとして最新の正統派技術を伝え続けています。
セッキ―

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ライタープロフィール

2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。いつかはインタビューされる側になりたい!

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2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。いつかはインタビューされる側になりたい!

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