ライター:セッキ―
2025.08.19
みなさんは推しのJリーグクラブはありますか?
今回は、LINEヤフーとJリーグ「シャレン!」がコラボで展開している防災の取り組みについて取材しました。その名も「ソナエルJapan杯」!
LINEヤフーが2018年から提供してきた「ヤフー防災模試」を、全国に60クラブ存在するJリーグのサポーターを巻き込むかたちで、日本全国で防災意識を上げていこう、というなんともアグレッシブな素晴らしい企画です!
今回の取材では、ヤフー防災模試の制作を担当する方に、そもそものきっかけやここにかける思いなどじっくり聞いてきました!

これまでの経緯
ざっくりした経緯はこんな感じです。
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2018年 「全国統一防災模試」がスマホ専用・期間限定で誕生
2021年 「全国統一防災模試」が随時受験可能になり「ヤフー防災模試」に名称変更
Jリーグとのコラボ「ソナエルJapan杯」がスタート(防災の日を含む日程で実施)
―2024年までの4回開催で受検者数は、のべ約273,000人!―
2025年 「ヤフー防災模試」がパソコンでも受験可能に
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というわけで、今年も【8/19~9/11】の期間で開催が決定しました!
ソナエルJapan杯の盛り上がりたるや。
前述のとおり2021年、クラブとファン・サポーターとの関係強化や防災意識を高めることを目的に、Jリーグの中の活動である「シャレン!」とLINEヤフーの共催でこの取り組みが始まりました。
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1)ソナエルJapan杯のリンクにアクセス
2)ヤフー防災模試(5編のなかからいずれか)を受験し、応援するクラブを選ぶ
→クラブの勝点になる
→勝点の合計で優勝が決まる
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たったこれだけのシンプルな企画! →今年の特設ページはこちら!
J1からJ3まで60ものクラブをすべてシャッフルしての対抗戦、何度受験してもOKなので、なかなか勝てないあのクラブにもこれなら負けないぞ!とサポーターも燃えちゃいますよね!

インスタLIVEで受験方法を解説したり、選手が実際にテストに挑戦する様子を配信したりと、クラブのほうも盛り上がってて楽しそう!
ちなみに毎年V・ファーレン長崎がとびぬけた成績で優勝しているそうですよw
クラブとサポーターの連帯感、発信力、、、学ぶものがありそうです^^

シャレン!とは、
「社会課題や共通のテーマ ( 教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など ) に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動です。」(公式HPより)
これまでの実績では、農業や環境問題、健康をテーマにしたものなど多岐にわたる活動を展開してきており、SDGsにも貢献しています。
担当者インタビュー
竹口麻衣子さん
LINEヤフー株式会社
サステナビリティ推進統括本部 CSR本部 災害支援推進部

――日本全国でまんべんなく、楽しく防災意識を上げられるこの企画、とても素晴らしいと思います!
竹口さん:ありがとうございます。ソナエルJapan杯は、「今年もこの時期がやってきたか」とサポーターの皆さんも盛り上がってくださってとても嬉しいです。ここのところ災害が増えているから毎年受験してしっかり復習しよう、という方や、この企画から学んだことが役立った、というようなコメントも見られます。
「ヤフー防災模試」の【阪神・淡路大震災30年特別編】の受験データでは、一般受験者の平均点が66.6点に対し、ソナエルJapan杯参加者の平均点が71.2点と、確実に効果が出ていることも嬉しい結果です。
――それはすごいですね!実は「ヤフー防災模試」、筆者も受験したことがありますが、結構難しいんですよね!
竹口さん:たしかにレベルが高くて、速習編では防災士の方に「防災士の資格試験に出てくるレベル。それくらい難しい」との指摘をいただいたことがあります・笑
現在、「ヤフー防災模試」は【地震編】【台風・豪雨編】【速習編】に加え、今年1月にリリースした【阪神・淡路大震災30年特別編】があります。さらにこの8月、5編目となる【南海トラフに備える特別編】をリリースしました。新編2つは私が担当させていただきました。

「ヤフー防災模試」のすべての問題と解説は、作成時から時間が経っても情報が正しいか、トレンドを反映しているか、誤解を生まない表現か、といった視点から定期的に更新作業を行っています。気象庁の発表などを逐次確認し、災害発生時の報道、SNSなどで散見される誤解にも着目しながら内容に反映しています。
監修は東北大学災害科学国際研究所・准教授の佐藤翔輔先生に担当していただき、細かいところの表現や言葉の使い方などすみずみまでチェックしてもらっていますので、自信をもってお勧めできる内容です。
――信頼性が高いということですね!ところでLINEヤフーさんはなぜこれほど防災への関心が強いのでしょうか?
竹口さん:LINEヤフーは、2023年にLINEとヤフーが合併して誕生しました。コミュニケーションアプリ「LINE」は、もともと2011年の東日本大震災を契機に、なかなか連絡が取れなかった状況を打開するため「大切な人とのホットラインを」との想いから始まったサービスです。
またヤフーは、検索やショッピング、天気、ニュースなどの様々なサービスを提供する会社ですが、現在地震や津波などの災害が発生すると、パソコンやスマホの画面上に災害情報が表示されるのを見たことがある方もいると思います。

現在、ヤフーが提供するすべての画面に「災害情報表示機能」があります。「TVやラジオで災害情報を受け取った人は助かって、インターネットを見ていた人は情報を受け取れず被災する。そんな状況があっては決してならない」という初代社長の井上の強い思いから、2004年の新潟中越地震を教訓にして生まれたものです。
――そうだったのですね、貴社が防災模試なるものを作ることは自然な流れという気がしてきました。
竹口さん:そうかもしれませんね。東日本大震災を経験した社員も多数いますし、そこから意識が高まったという人も多いと思います。
地震が発生すると、社内にいるデザイナーは、自分が担当しているサービスの画面にきちんと災害情報の表示がでているかをチェックする癖がついているんですよ。社内でも定期的に防災のeラーニングを実施していますし、各フロアにヘルメットを配置するなど会社全体で意識が高いほうかもしれません。
私自身は、この業務を担当するようになって以来、災害関連の報道、ニュースの見方が変わりましたね。高校生になる息子も防災に詳しくなり、ニュースを見ていて「1時間に50mmの雨⁉ これはやばい!」など話すようになりました。
――今後の取り組みについて教えてください。
竹口さん:はい、すでに始めていますが自治体との連携を強めていきたいと思っています。防災模試の受験データを分析すると、授業中に一斉受験していると思われるデータも全国各地で見られます。、今後はそういった学校での利用を促すような取り組みも仕掛けていきたいです。
企業でもご要望をいただけましたら「社内対抗戦」などのサポートもできますので気軽にお問合せいただきたいですね。
――最後に、「わたしちょっと防災意識低いかも…」と感じている方に向けて、メッセージをお願いします。
竹口さん: 昨年、南海トラフ地震の臨時情報が出たときに、「恥ずかしながら今まで何の準備もしてこなかった。防災グッズも持っていない。まず何をしたらいいだろう?」とこっそり聞いてきてくれた同僚がいました。ニュースをきっかけに意識や行動が変わるのはとても大事なことですし、素直に聞いてくれたことがとてもうれしかったです。
いつ始めても遅いことはないので、後回しにせず、今できることから備えを始めることが大切だと思います。
日本は自然災害が多い国ですが、地震や火山噴火などが起こっても、十分な備えや対策ができていれば被災レベルを小さくできます。
たまたま知っていた知識が、いざというときに自分や大切な人の命を守ることにもつながります。ぜひ多くの方に「ヤフー防災模試」を体験していただきたいです。
――ありがとうございました。
まとめ
「ソナエルJapan杯2025」は8月19日~9月11日の期間で実施されます!
防災の日ももうすぐ。このようなゲーム形式でならハードル低く始められますし、そもそも「ヤフー防災模試」も気軽に何度でもチャレンジできるツールです。今般リリースされた新編も、早速受験してみましょう!
防災関連を担当する企業の総務担当のみなさん、社員の防災意識を上げるためのヒントにしていただければうれしいです。
筆者は、2004年の新潟中越地震の際、現地にボランティアに出向いた経験があります。そのことからも、災害情報表示の話は心に迫るものがありました。LINEもヤフーも災害の教訓から行動を起こしていたと知り、より一層同社のファンになりました。
竹口さんのおっしゃったとおり、防災の知識習得は今はじめても遅いことはありません!みんなで楽しく学んで知識をつけていきましょう!
| Information | ソナエルJapan杯2025公式ホームページ
https://bousai.yahoo.co.jp/exam/sonaerujapan/ *ヤフー防災模試(企画に関係なくいつでも受験できます!) *シャレン! *関連記事_1秒間に数万アクセス――地震発生時にYahoo! JAPANトップに現れる“あの枠”の裏側 LINEヤフー株式会社 https://www.lycorp.co.jp/ja/ *主な事業内容:インターネット広告事業、イーコマース事業及び会員サービス事業などの展開並びにグループ会社の経営管理業務など *本社所在地:東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー |
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セッキ―
ライタープロフィール
2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。いつかはインタビューされる側になりたい!
セッキ―
ライタープロフィール
2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。いつかはインタビューされる側になりたい!
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