場所を変えたら何が変わる？今こそ試したい「WORK×ation（ワーケーション）」の魅力

「都会の未来は大自然の中で考える」
こんなフレーズを耳にしました。三菱地所さんが展開する、WORK×ation（ワーケーション）事業のサイトをのぞいたときです。

セッキーはこれまでの取材で、芝生の広場があったり、丘や砂浜があったり、海みたいに桟橋がかかっていたりと、ほんとの自然みたいなオフィスをいっぱい見てきました。でもそんなオフィスを作れる企業さんはほんのわずかです。

今号では、「Vacation」要素だけではない、WORK×ation（ワーケーション）の魅力をお伝えしたいと思います。

三菱地所株式会社の、フレキシブル・ワークスペース事業部という電話だと絶対舌がもつれそうな社内イチ長い名前の部署にいらっしゃる、北川亜友美さんにお話を伺いました！

始まりは2018年

2018年からスタートしたこの事業、（当初2020年予定だった）東京オリンピックを控え、多くの企業でテレワークが進んでいくだろうという見込みから、南紀白浜を1号としてサービスをスタートさせました。

三菱地所が掲げるテーマとして、「CORE×FLEX（コア×フレックス）」があります。多くの企業が東京都心にコアとなるオフィスを構え、そこにフレキシブルなワークスペースをプラスすることでより豊かな働き方を提供できる、という考え方で、下記3つの事業が生まれました。

・BOX型の集中ブース（テレキューブ）
・WORK×ation（ワーケーション）
・什器付きフレキシブルスペース「xLINK（クロスリンク）」

WORK×ationはこのうちの1事業なんですね！

4つのation

「ワーケーション」というと、そもそも「WORK」と「VACATION」からなる造語ですが、三菱地所さんではここに限定せず、4つもの「ation」を生み出す施設という想いを込めてネーミングされたそうなのです★

Location_場所が変わる
Communication_会話が変わる
Innovation_新たな発想が生まれる
Motivation_モチベーションもアガル！

イイこと尽くしではないですか！

ワーケーションサイト増設、パワーアップ！

場所は現在5か所です！南紀白浜に続き、コロナ禍にも負けず4か所が追加に＾＾

▼軽井沢

1）南紀白浜（和歌山県）…白浜が一望でき、海のアクテビティが充実！
2）軽井沢…アクセス抜群、周辺環境も充実、カフェ併設！
3）熱海…HOTEL ACAO内にあり利便性もいい！
4）伊豆下田…美しい海が眼前に、1階には大きなキッチンも！
5）箱根湯本…茶屋デザインが落ち着く、温泉も近い！

最近の一番人気は軽井沢だそうです！避暑地といいながら最近はかなり暑い感じですが＾＾；時期的なものありそう。冬になると箱根湯本が人気になりそうな気がしますね♪
北川さんのお気に入りは？＾＾

北川さん
「私は伊豆下田です！東京から電車で2時間半はちょっと遠く感じるかも知れませんが、きれいな海が眼前に広がり、日常から離れた雰囲気を満喫できます♪」

なお、「周辺地域に貢献したい」との想いから、すべての施設において宿泊設備はありません。宿泊したい場合は地元の宿泊施設を大いに利用しましょう！JTBさんと提携しているそうなので、おすすめのアクティビティやタクシー手配なども含めて、相談に乗ってもらえそうですよ！

▼伊豆下田

利用のしかた

一般的な事例としては、プロジェクトで数日間こもる、とか午前中はワークしてあとはチームビルディング、といった使われ方が多いよう。

↓例えばこれは軽井沢で1泊の事例です。カーリングなんて楽しそうですねぇ♪ほかにもBBQや、ハイキングなど普段なかなか会社の同僚とはできないことをやれるのが魅力です！

▼箱根湯本

気になる料金ですが、1室1日の利用で10万円。半日（5時間以内）の利用もできます。→料金表

こんな利用のされ方も。

北川さん
「モニターを20台用意してほしいというご要望をいただいたことがありました。普段リモートで顔を合わせないエンジニアの皆さんが、一か所に集まってもくもくとコードを打ち込む作業をされる、とのことでした。それでも自宅で一人で作業するよりも、すぐ横に仲間がいることで安心感にもつながりますし、自然の中でリフレッシュしながらできる、ということでとても喜ばれました！

また、キッチンカウンターのある施設では、近所の寿司職人さんをお呼びして懇親会を行った例もありますよ＾＾」

わあ～それいいですね♪いろんな楽しみ方ができそう＾＾

今後の課題

軽井沢以外の4施設は、なんと無人管理。
施設はスマートロックキーを使用していて、利用の数日前から解錠用のアクセスコードを渡され、到着時からずっと社内のメンバーだけ、という状況に。すごい時代なんだなあ。

そこで、少しでも利用者の不安を取り除くため、例えば施設の使い方については資料や掲示物のほか、動画での案内を増やすなど対応を検討しているそう。ITに弱い方でも安心して利用できると嬉しいですよね♪

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入社以来顔を合わせていない社員同士や、急にリモートになって人恋しい社員さんもいるでしょう。ぜひチームビルディングに利用してみるのがオススメ！

はじめは、宿泊施設がないとなかなか利用が促進されないのでは？と思ってしまいましたが、すぐそばに寝室があると思ったら集中してワーク出来ないかもしれませんよね（セッキーはそういうタイプ）。ここまでしっかりワークに専念できる施設なら、メリハリのあるワーケーションを楽しめそうです♪

紹介動画や利用者の実際の体験レポート等もあるので、ぜひサイトをのぞいてみてくださいね！＾＾