2016.08.31
恵比寿ガーデンプレイスに入居しているドリーム・アーツさんがオフィスを増床したと聞き、お伺いしてきました。
まずは、既存のフロアから訪問。
受付で最初に迎えてくれたのは白い犬!
ドリーム・アーツのポータル/グループウェア INSUITE®のマスコットキャラクターを務める
POPY(ポピー)です。
社員証も身に着け、会社のPR活動の支援も担当しているそうですよ。
ただ、受付対応は業務外だったようなので、中へ入ります。
受付を見てみると、いくつかの国旗が並んでいるのが気になります。
これはドリーム・アーツさんに在籍している社員の国籍が分かるようにしているのだとか。
さて、通していただいた部屋は、IT企業らしくない温かみを感じる部屋。
いろいろな匠の製品が並んでいます。
会議室を出てすぐの場所には、カウンターが設置。
最新の雑誌情報などが置かれていましたが、右を見てびっくり!
眺めが抜群!天気が良いと、東京タワーとスカイツリーが見えるそうです。
このスペースにいるだけで、リラックスできそうな気がします。
そこから、執務エリアを見て、さらにびっくり!
窓際の柱にはチョーク絵が。。。
これは、広島や中国の大連など、拠点がある場所を描いているとのこと。
その柱の裏側には、
会社の指針が書かれています。
窓際には、和室の部屋もありました。
さて、そろそろ増床をしたフロアにお伺いします。
雰囲気が違いますね。
今回の増床は人員増に伴った対応というだけでなく、
「デジタル化が進んだ今だからこそ、良質で豊かなアナログ時間に触れてもらいたい。それが創造力を高め協働を促進し、 現場力・組織力を向上する」
と考えて作られたフロア。
エンジニアとデザイナーが集中できるような空間になっています。
「良質で豊かなアナログ時間」とは、
やわらかい光、木の香りや木の肌に触れ、五感を刺激し、顧客や社員と対話をしやすい空間・状況をつくることであると考え、
壁面は“木”
デスク、チェアも”木”でできています。
ただ、単に木目のものを入れるだけではなく、木の呼吸を止めない自然塗装を利用することによって、調湿効果を持ち、木の香りも続くものを特注で作ってもらったとか。
木だけあって、キズや汚れはつきやすいものの、それが「味」となり、世界に一つしかないものにかわります。
人と同じかも知れないですね。。。
また、入り口入ってすぐの壁面では、 京都の伝統の技「手漉き和紙」を大きく設置。
紙漉きは、刻々と変化する水の流れや繊維の状態を見ながら人間の作為と自然の力「無作為」とのバランスをとる作業で、大きな紙を漉く作業は一人ではできないそうです。実際に山本社長は紙漉きの場を見学されたとか。
1枚ごとに模様が異なっているので、見ているのも楽しいのですが、和紙を通して届く光は暖かく、目の緊張・疲れを和らげてくれますね。
形は、「六角形」がシンボルとなっています。強い組織をイメージした「ハニカミ構造」だそうです。
壁面には、ドリーム・アーツさんの指針が掲示。
こちらは、広島県産のケヤキ、トチ、ホウの3種の木でできています。
執務スペースはミーティングスペースと緩やかに空間を仕切ることで、一体感を感じながらも、プライバシーを確保できるようになっています。
この距離感が、会話が弾むようになるポイント。
その他にも壁面収納には、個人の趣味のものを置くことができる場もあり、社員同士のコミュニケーションが取れるような仕掛けも。
顧客や社員との対話を大事にする。
その思いが表れてますね。
さて、一通り拝見をしたので、帰ろうかと思ったときに下の方から目線が、、、
小さな捨てPOPY(ポピー)?
違いました。。。
ちゃんとPOPY(ポピー)用に特注された、”ねぐら”の中でした。
最後までPOPY(ポピー)に対する愛情が。
この愛情は社員に対しても注がれているように感じます。
Information | 株式会社ドリーム・アーツ
*従業員数:250名(グループ含む) 2016年8月時点 *規模:既存区画・307.64坪、増床区画・134.12坪 *設計/施工:既存区画・株式会社富士ビジネス、増床区画・株式会社ワイス・ワイス |
---|
オフィスの日常運営におけるニーズやオフィスの構築・移転・改修に関するご相談、お問い合わせに、経験豊富なスタッフがお答えいたします。お問い合わせ・資料請求はお気軽にどうぞ。