2016.05.30
本日は、世界18か国にオフィスを置く、ドイツ本社の医療機器メーカー、“ブレインラボ株式会社(Brainlab K.K.)”さんにお伺いします。
こてこての日本人である私は、外資系というだけで気が引き締まります。
ドキドキしながらエレベーターを降りると、、、日本庭園的な空間が。
なんとなく安心!
ブレインラボさんは、ドイツの本社を含めてエントランスは基本的には白を基調にしているそうなのですが、今回の日本のオフィスは日本らしさを感じられるようなデザインにされたとのこと。
確かに私なんかはちょっと暗めの方が安心感あったりするのですが、これは日本人の特性なんだとか。
壁面のこのざらつき。つい、触りたくなってしまいます。
土蔵の入り口がイメージだとか。
それに加えて、
湧き水が流れる仕組みがあり、エントランスには水の音が流れています。
壁の雰囲気と合わせて、「凛」とした空気感が感じられます。
空気といえば、何かいい香りが。。。
見えないところに、アロマの香りを発生させる機械発見。
別のところにももう一つ同じような機械があり、朝と夕方によって香りを変え、
朝であればリフレッシュするような香り、夜は森林の落ち着く香りになるそうです。
オフィスの中にいても、一日の流れを感じることができる仕掛けですね。
カーペットにある白い部分は、やっぱり飛び石、、、ですよね。
飛び石があると、何か乗っちゃいます。
乗っちゃった後に、この飛び石にも意味があると聞きました。
飛び石は3つあって、企業の理念の「シンプリシティ」「誠意」「インスピレーション」 を表現しているとのこと。
何か申し訳ないなと思いつつ、乗ってしまったからには、そのまま3つの飛び石を使って、オフィス内へ。
執務エリアへの入り口には英語の文字が。
日本語に訳すと、
私たちは医師や患者様と共に、医療テクノロジーとナレッジを今以上に効果的、かつ身近なものにする環境を作ります。
的なことが書かれているようです。
さて、最初に目に入ったのがこちら
ブレインラボ創業時から現在に至るまでの、ブラインラボの歩み、商品開発の歴史、社会的な歴史が一面に掲示されています。
いつ、どんな製品ができたのかが、一目でわかりやすくなってますね。
画面下の扉の部分には、
ワゴン発見!
フリーアドレス席で働いている人たちの収納がここに入っているとのこと。
狭い(?)オフィスを効率的に使う技ですね。
そして、
すっきりしていて、見晴らしがいい空間ですね。
そんな空間の中で視界に入ったのがコレ。
これは、ワークベンチと呼ばれるもの。
日本語に訳すと、作業台、仕事台、工作台という感じでしょうか。
メーカーとして、常にモノづくりの姿勢を忘れない為に、ドイツ本社やアメリカの支社にも似たものが置いているそうです。
その奥には、
円形のテーブルや
コンセントレーションブースも設置。
このポーズ、完全に仕込まれてますね(笑)
各デスクも、雰囲気にあった木目のテーブルが利用されています。
キャビネットや机を交換するのにもお金が掛かっただろうなと思ったら、既存で利用していたキャビネット、デスクの上から雰囲気にあった板を取り付けて対応したとのこと。
なるほど、そんな手がありましたか!!
執務エリアの横には、
MTGスペース。
東日本大震災の復興支援もかねて、「石巻工房」のデスク・チェア等を設置。
形がキレイですね。
そのMTGスペースの横には、
ここは「土間」と呼んでいるスペースで、土足厳禁。
プレゼンや商品説明会などのイベントに使用したり、メンバー同士の情報報告の場でも使います。40名くらいははいりそうですね。
段差となっている台座の下には、
防災備蓄等が収納されており、テッドスペースをうまく使う考え方、勉強になりますね!
冷蔵庫やゴミ箱も木製の扉の中にあるということも含めて、汚い場所がないといっていいほど、キレイに使われてます。
オフィスに遊びに行くと、急いで汚いもの隠したな(笑)的な部分も見えたりすることがあるのですが、そんな部分が見えないということは、
社員の方、ひとりひとりが日ごろからオフィスに愛着を持って使っているからなのかなと感じました。
ご案内いただいた、ミヒェルさん、中島さん、ありがとうございました!
Information | ブレインラボ株式会社
*従業員数: *規模: *PM/設計:株式会社ディー・サイン |
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