フィールドマネージメント：ノマドでも一体感を醸成できるのは、アスリート的”クラブハウス”だった！

今年6月に移転した、居心地抜群の株式会社フィールドマネージメントさんオフィスにおジャマしてきましたよ！

社長の並木氏が自ら監修されたというオフィスは、なんとも上質で大人な空間。Pay for valueを掲げノマド勤務制を敷いた同社の、前回までのオフィスはいわゆる普通の島型。特段いる理由がなければ、みな外出先で仕事が完了してしまう。なかなか一体感が醸成されず、ノマドの限界を感じていたといいます。経営コンサルという職業柄、喫茶店で業務することにセキュリティ面での不安を感じていた社員も多く、移転を決意。そこで並木氏が考えたのは

「Pay for valueで、且つ”チーム力”を醸成できるのは？」

その答えは、アスリートのクラブハウスでした。多くのスポーツチームのマネジメントを手掛ける同社の特色の一つでもあり、ビジネスというフィールドで活躍する社員（コンサルタント）が帰る”ホーム”としてぴったりだと感じた並木氏は、Jリーグのクラブハウスに複数足を運んで研究に研究を重ね、移転プロジェクトは進みました。

社長のこだわりと社員への思いやりがたくさん詰まったオフィス、さっそくおジャマしまーす！

入口すぐにはガラスのパーティションで仕切った打ち合わせコーナーがひとつ。

白を基調にしたすっきりした印象のエントランスです。テイストは、かつて サーファーの間で大流行したStussyのデザイナーであったShawn Stussyのオフィスからインスパイヤされています。チームカラー 一色にするとグリーンで塗りたくることになってしまいますもんね^^;

レトロなガラスブロックが印象的。

ぐるりと半周、ガラスとガラスブロックの廊下が続きます。

「スタバより便利な場所にしたかった」と、表参道を選択。成長戦略を描くBtoCの顧客が9割を占める同社に、トレンドの中心であるこの町はぴったり。左のほうには表参道ヒルズを臨みます。足元までスケスケなんで高所恐怖症の方はご用心。

朝は明るい日差しが入り、本当に気持ちがいいそう。眼前の緑もコーポレートカラーとあいまって、いい感じです。紅葉の時期も楽しみですね。

耐震補強が必要なビルのためこのように部品がむき出しですが、なんかいいアクセントに。白くペイントされているし、気になりませんね。

明るい廊下に囲まれたオープンな執務エリアでは、複数の社員さんが業務中。落ち着いた大人の雰囲気ですよねぇ。

ディスプレイもきちんとデザインされているんですって。社訓や顧客の象徴となるものがバランスよく飾られています。

英語で書くと違いますね～。でも左下のほうに日本語もしっかり書かれてます＾＾

現場の方の声を伺いました。
「このオフィスになって、みんなよく戻ってくるようになりました。このオープンスペースでは声をかけやすいので、コミュニケーションも増えたように思います。理念など貼ってあって、改めて気持ちを引き締めることもできます」
社長の狙い通り、一体感が生まれているようですね！

一歩外に出ればランチはどこでもできますが、買ってきて社内で食べることもあるそう。

奥には集中して作業するためのエリアが用意されてます。まるで選手の個人ロッカーのよう！

各自の書類や荷物もここへ。自分の場所があるって、いいですよね。

管理職の方用の席は、メンバーを呼んで話ができるよう少し広めの設計。

こちらは社長室、角部屋です。自宅の一室のような雰囲気ですね、社長自身も以前より格段に出社率が上がったそう。

「明るくていいんですが、夕方はすごい西陽でめっちゃ暑くて眩しい（笑）」だそうです。

「Chim↑pom」という現代アーティスト集団の作品。広島の原爆の残り火を使って描かれたものだそう。「大切なものが一瞬で失われてしまう戦争を、二度と繰り返してはいけない」という意味を込められているそう。

最後に会議室です。ほんとにいちいちおしゃれですねー。ここに来たら会議をすることなんて忘れてしまいそう。カーペットを敷くワザも、マネしたいポイント。

以上、フィールドマネージメントさんでした。
こんなクラブハウスがあったら、”試合”に気持ちよく臨めそうですよね！
ありがとうございました！