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気になるオフィス!
他社のオフィスってなんか気になる!いろんなオフィスをご紹介します!

ライター:セッキ―

2020.11.18

企業評価総合研究所:女性8割のオフィスで“世界一の働きやすさ”を追求!

今年の2月に丸の内の本社オフィスから日本橋へ移転したという、株式会社企業評価総合研究所さんにおジャマしました!

実はここ日本橋オフィスでは、社長を筆頭にその8割は女性がご活躍!ママワーカーも多く、多様な働き方に対応する必要があった今回の移転、そのコンセプトは、「“世界一の働きやすさで、世界一の品質” を目指す」です!

わーお、なんかダイナミックなコンセプトですね!
それを実現する施策については後ほどご紹介するとして、、、早速、見学スタートです^^

ではエントランスから、おジャマしまーーす^^
内側にグリーンがふんだんにあしらわれていますがガラスにしていることで両面から楽しむことができますね。

こちらは待合のスペース。コーポレートカラーのグリーンで清潔な印象です。

会議室もカーテンを開ければ見通しの良い空間が広がります。

中に入るとまずはカフェをイメージした明るいコミュニケーションエリア。右の奥の方に見えているのは、今回同じ敷地内に一緒にお引越ししたという、グループ会社のオフィス。ここでは打ち合わせやランチをとるなど共有スペースになっているそう。

壁のクロス、かわいいですね!ロゴマークが伸びゆく葉っぱのように見えたのですが、こちらも葉っぱ♪

こちらには壁に向いた集中ブースが2つ用意されてますね。壁が寂しいところにはアートを飾るとこんなにもいい感じに!絵画は各拠点にもたくさん飾られているそう。

これぞママワーカー目線!保育園からの急な連絡など、周囲を気にせず電話できるようにと設置されたのだそう。コロナ禍によって、急に頻繁に実施されるようになったWEB会議にも重宝しているそうですよ。

“働きやすさ”を実現する3つの施策

繰り返しますが、コンセプトは「“世界一の働きやすさで、世界一の品質” を目指す」。代表の米澤氏が考える“働きやすさ”とは、次の3つが揃っていること。

*組織が成長していて、社員が次のチャレンジをできる環境であること
*成果に対して正当な評価ができるマネジメントが行われていること
*ライフステージの変化を支える柔軟な働き方と仕事の成果を両立できる、環境・制度があること


その実現を支えたのは、オフィスと制度の両面の施策。コミュニケーションをとりやすく、柔軟な働き方を支援するものでした。

【1】オフィス:全席フリーアドレスの導入、コミュニケーションエリアの設置

これまでの固定席のレイアウトでは、在宅勤務や時短勤務のメンバーの席が空席になり、たとえば入社間もない社員の周囲に先輩社員がいない、など業務への支障もあったそう。全席をフリーにしたことで、一人で集中したい作業の時は窓を向いた席、チームで作業を行う日は近くに座るなど、現在もコロナ対応のため出社人数がおさえられているので、席が限定されていなければコミュニケーション活性化も期待できますね。

また、カフェ風デザインのコミュニケーションエリアを設置したことで、打ち合わせはもちろん、コーヒーを飲みながら気軽に情報共有、ランチも。業務外のコミュニケーションも生まれるというわけ。

【2】制度:在宅勤務、フレックスなど、ABWをベースにした制度の導入

もともと、子育て中の社員限定利用でしかも週1日、としていた在宅勤務制度。それを、全社員、月間10日までを利用可能とし、さらにフレックス制度を導入しました。 (※現在はコロナ感染対策の臨時対応により週1日出社としている)

保育所等に通うお子さんがいるママワーカーや、家族の介護を必要とする社員にとって、在宅勤務やフレックスは本当にありがたい。また、そうでない社員にとっても、役所での手続きや通院、その日の体調や交通状況などによって、柔軟に働く場所や時間をスイッチできることは大きなメリットです。

これらの施策により、一番生産性の上がる働き方を自ら選択できる環境が整いました^^


では!いよいよ執務室におジャマします^^

換気のためドアが開放されていますね。

テーブル、、、不思議な並べ方をしている気がしますね。中央の植栽を飾ったハイテーブルを中心に、デスクが放射状に配置されている!上座下座などを気にする必要がない!

いちばん奥にある社長のお席だけは固定。社長はこの放射状のテーブル配置、お気に入りだそう♪
自席までジグザクと歩くので、皆さんの顔がよく見えて、とても声をかけやすくなったんです!」なるほど、まっすぐにはたどり着けないのですね。これも、新たなコミュニケーションを生み出していたというわけ。実はこのレイアウトこそ、コンペの決め手の一つだったんですって!

社長のお席からはこんな風に全体を見渡せます。 ちなみに、結局いつも同じ席に座ってしまう、という“フリアドあるある”については、「同じ席に座るの禁止令」を発令!社員の皆さんもいろんな席に座れるのを楽しんでいるようですよ^^

大きな作業台は、たくさんの資料を広げて確認する際に大活躍します。

こちらの席では一緒に画面を見ながら共同作業や研修もできちゃう、ほら、モニターアームがびよーーんて。

ソファ席は、打ち合わせや気分を変えたいときに。大量の資料を広げるなど、大きなスペースが必要な作業にも向いてますね。

ベンチの下には備蓄品などを収納できちゃいます。

中央の柱もうまく活用してる。

ロッカーの横にベンチがついてる!これからの季節、ブーツとか履き替えるとき便利そうですね~気が利いてます!

遊び心を持たせたランダムな置き方^^
デスクもそうですが、今は余裕のある配置で、少し増員になったときは配置を変えればさらに空間活用できそうです。

社長にお話を伺いました

―移転直後にコロナ禍突入で残念な想いもされたのでは

はい、さあこれから新しいオフィスで!というタイミングで出社禁止となり、正直残念に感じた時期もありました。業務のほうは各々に任せておいて大きな支障はなかったのですが、コミュニケーションまで自然体にしてしまうと、どんどん孤立化していくのではと懸念していたので、フリーアドレスにしておいて本当によかったと思います。

―家庭と両立しやすい制度は社員にとってはありがたいですね

始めからそんな会社にしたいと思っていましたので、その理念に共感してくれた人が集まってきてくれていると思います。

制度が整っている会社はたくさんありますが、「無理せず決められた時間だけでやればいいよ」という姿勢では、物足りないし、やりがいを感じられないのではないかと思います。「働きやすい環境の中で、成果も出せるし社会貢献できる、自己実現できる。」そのほうがやりがいもあり、頑張れるのではないかと。そのために会社ができるサポートはしていきたいと思っています。

―今後このオフィスでやっていきたいことはありますか?

コミュニケ―ションが取りやすくなったので、違うチーム同士でのコミュニケーションを確立できるといいなと思います。目の前にある仕事だけでその日の100%にならないように、新しいことをみんなで考える時間を作れたらいいですね。

―本日はありがとうございました!

      *    *    *    *    *

「社員が幸福であってこそ、オーナー様に寄り添う仕事ができる」
米澤社長のコメントです。(https://www.value-lab.co.jp/

まさに今年、私たちは新型コロナという感染症の脅威によってその生活様式を大きく変えられてしまうという経験をしました。ライフステージ、ライフスタイルは年々、日々、変わっていきます。仕事のしかただけが変わらずにいられることはないのです。社員を信じて、社員の幸福を追求して、柔軟にそのサポート体制を変えていく、整えていく、というスタイルがとても勉強になりました。

Information株式会社企業評価総合研究所 https://www.value-lab.co.jp/

*代表者:代表取締役社長 米澤 恭子
*規模:約170坪(同フロア内にあるグループ会社および共有スペースまで含めて)
*従業員数:47名
*施工:株式会社オービックオフィスオートメーション、協力:コクヨマーケティング株式会社
セッキ―

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ライタープロフィール

整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!

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