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気になるオフィス!
他社のオフィスってなんか気になる!いろんなオフィスをご紹介します!

2018.05.07

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン:自主的に働く場所を選択できるオフィス

今回は、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンさんのオフィスにお邪魔しました。

ケント(KENT)やクール(KOOL)などのたばこブランドを持ち、世界の200以上の市場でたばこ事業を展開するグローバル企業です。
次世代製品の加熱式たばこ「glo」という画期的な製品版売に伴い、新しい歴史の1ページを開くという想いを込めて移転をされたとのことでどんなオフィスになっているのか楽しみです。

デザインコンセプトは、COEXISTENCE(共存)。

その他、下記のキーワードを意識してのオフィスづくりになっています。
・ABW(アクティビティー・ベースト・ワーキング)
 ※仕事の種類に基づいて、自主的に働く場所を都度選択できる働き方
・Nature(自然)
・technology(科学技術)

来客エリアと執務エリアと2フロアにわかれており、まずは来客エリアからお伺いします。

受付エリアにはグリーンを多用して、自然を組み込んでいます。

奥の待合スペースの上には日本の木製家屋をイメージしたデザイン。

床のガラスの下には枯山水がデザインされています。

ほのかにいい香りがすると思ったら、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ専用につくられたアロマの香りが受付空間を包んでいます。

こちらで待っていると、外には開放感のある景色を見ることができます。
香りも加わり、ゆったりとした気持ちになります。

会議室に向かう廊下は、天井の光のラインが導いてくれます。

会議室の名前はタバコの銘柄を利用。

タバコを吸わない私でも聞いたことがある名前ばかりです。

会議室の中はこんな感じ。
通常はガラス面で中が見えるようになっていますが、機密性の高い打ち合わせがある場合などはブラインドを閉めて対応をします。

奥には190人まで入ることができるセミナールーム。

一番奥には来客専用の喫煙スペースがありました。
窓面も広く開放感があり、閉じ込められがちな喫煙室のイメージは全くありません。

続いて、フロアを上がり、執務エリアを見せていただきます。
キーワードのテクノロジーを意識して、近未来的な雰囲気を感じられる空間というのが第一印象。

かっこいいオフィスの前に紹介をしたいのが、防災に関しての取り組み。
入り口すぐの場所には複合機等を置いたコピーコーナーを設置していますが、非常時に防火管理責任者が付けるベストが一番目立っています。

このベストは1か所だけではなく、各執務エリアのコピーコーナーがある所に設置。

また、各個人のデスクには、個人用の防災グッズ(オレンジ色の袋)を設置しています。

その他にもAED。

電動式のストレチャーなどを設置。

防災グッズや備蓄などを倉庫や目に見えない保管する会社が多い中で、あえて見える場所・すぐわかる場所に設置することにより、いざというときに迷いなく対応できるので、通常時でも危機管理の意識も高めることができているのではないかと思います。

再び、オフィス見学に戻ります。

入口近くには、気持ちの切り替えが出来そうなトンネルのようなものがあります。キーカラーとして利用されているオレンジ色は新型電子タバコglo(グロー)の製品カラー。

壁の模様は、次世代製品の加熱式たばこ「glo」のロゴやデザインがイメージされています。

先には、フォンブースが並んでいます。

個人で利用したり、2人の打ち合わせに利用したり、いろいろな用途に利用することができます。
個別空調が付いているのもうれしいですね。

ファミレスブースも随所に設置されており、すぐに打ち合わせができる環境も整っています。

個室の会議室も多くあり、会議室は日本の都市名になっています。

基本的にはガラス張りとなっているので中は見えるようになっていますが、中にはこんな会議室も。私は勝手に金魚鉢→金魚の名産地→奈良と名付けました(笑)

その他にも、雰囲気を変えて仕事ができる場所が多々あります。

執務エリアはデスクを斜めに配置。カラフルなデスクパネルを散らばせることによって、リズム感・変化感を感じることができます。

最後に案内されたのが、社員同士のコラボレーションスペースとして新設されたカフェスペース。

普通にお店が開けそう!

オリンピックが開催されていた時などは、大勢の社員が集まって盛り上がったようです。

カフェの中には喫煙スペースもありますが、こちらも広い!!

会社において、一番コミュニケーションが強まる場所として喫煙スペースがあげられますが、一方で喫煙スペースが狭く煙が充満していてタバコを吸う以上に健康に悪いという話もよく聞きます。こちらは排煙が完備され空間も広いので快適に喫煙者同士の会話も弾みそうですね。

カフェではコーヒーショップで使われているようなコーヒーメーカーを利用しており、そちらを無料で飲むことが可能。抹茶ミルク、、、飲んでみたい。

コーヒーの他に、紙コップの飲料も無料でありますが、何よりもうれしいのは、木曜日・金曜日限定で18時を過ぎると無料で飲めるビール!ビールはグラスを置いてからボタンを押すと自動的に注いでくれます。

プチローソン等もあるので、もう外に飲みに行く必要がないかも。。。。むしろ、カフェに飲みに集まることで、新しいコミュニケーションがこのスペースで生まれそうな気がします。


限られた時間の中で生産性をあげる為に、自主的に働く場所を選択できるような環境を整えたいという話を耳にすることも多くなっています。
また、執務席よりもカフェや公園の方が集中力が高い人が多いというデータもあるようです。
今回、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンさんのオフィスを拝見して、どうすればいいのかという回答の一つがここにあるのかなと感じました。


infomationブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン
 http://www.batj.com/group/sites/BAT_7YBMF2.nsf/vwPagesWebLive/DO8ED37Q?opendocument

*従業員数:約750名(本社勤務者数:約270名)
*規模:3,862㎡

*PM:CBRE
*設計:The Design Studio
*施工:竹中工務店
*ファニチャー:コクヨ
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