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気になるこの人!
オフィスに関わるあんな人こんな人、ご紹介します!

2015.04.01

栄夕香:マース ジャパン/コミュニケーションコーディネーター
「マースカルチャーを伝えて続けていくこと、それが使命」

その日、一匹のアメリカンショートヘアーに“かまって攻撃”をされながら取材はスタートしました。

マース ジャパン リミテッドは、世界74カ国で事業を展開するマース インコーポレイテッドの日本の拠点で、以下の3つの事業を展開しています。
●カルカンやシーザー、ペディグリーなどの犬猫のフードで75年以上の実績を持つペットフード事業
●M&M'Sやスニッカーズなどに代表されるチョコレート事業
●フラビアなど5つのブランドで世界35,000以上のオフィスで支持されているオフィスドリンク事業

オフィスにもそのカラフルな商品パッケージがそこここに飾られ、訪れる人の目を楽しませてくれました。そして最近のトピックスはなんといっても「働きがいのある会社ランキング」で昨年の16位から一気に5位にランクアップしたこと!おめでとうございます!!

今回取材したのは、そんなマース ジャパンで「コミュニケーションコーディネーター」として活躍する、栄夕香さん。外資系ならではのルールやコミュニケーションの難しさを入社早々から目の当たりにし、多くの取り組みを積み重ねて約9年。そのご苦労と喜びを、目を輝かせながら語って下さいました!

―いきなり猫ちゃん登場とは、、、これまでにない感覚の取材になりそうですね(笑) (テーブルに乗っかりコーヒーのミルクやスティックシュガーをいじり始める)

ほんと癒されますよね~。これがやりたくてこの部屋を作ったようなものです!(笑)

―この猫はどなたかのペットなんですか?

2005年に現オフィスに移転したときからオフィスで飼っているんです。オフィスで猫を飼うこと自体初めての事でしたので、当初から大人気!10歳になる今も活躍している現役アイドルです。

―事前申請すれば会社にペットを連れてきてよいそうですが、仕事に集中できなかったりしないのですか?

マースのグローバルガイドラインで「ペットフレンドリーオフィス」を推奨していて、一日に2匹まで連れて来るのがOKなんですよ。社内のコミュニケーション活性化につながっていて、結構“癒し”になっています。また、マースのオフィスは、仕切りのないオープンオフィスであることから、一応、個室のブースも用意してありますので、集中したいときはそこで仕事ができます。

―なるほど、安心しました(笑) ひとり暮らしなどでペットを飼えない人でも、会社に来れば飼っている気分を味わえるなんてステキですね。そういえば先ほどいただいた名刺にもペットの写真が載っているんですね。

はい、こちらは日本オリジナルの取組みで、ペットオーナーなら誰でも【ペットの写真入り名刺】を作ることができます。私は犬と猫、両方飼っていますので2種類作っています。

―ペットフードメーカーらしい名刺ですよね!しかし、コミュニケーションコーディネーターというのは珍しいお役職ですね。

2006年3月に入社したときからずっとやらせてもらっていますが、当初は2つの職務を担当しました。役員複数名の秘書のような役割と、社長のコミュニケーションの橋渡し役。当時の社長は外国人で、社長の考えを社内に伝えたり、社員の声を社長に届けたりという「インターナルコミュニケーション」の職務です。秘書業務とコミュニケーションの両方を経験できるところに魅力を感じ入社しました。ただ、コミュニケーションのバックグラウンドは無かったので、そもそも「コミュニケーションって一体何?」というところからのスタートでした。そんな中で一番最初に任されたのが、オフィスの改装だったんです。

―オフィス改装とはいきなり大きな任務ですね。でも、前年に移転してきたばかりでしたよね?

はい、2005年に移転して2006年度日経ニューオフィス賞を受賞。私が入社したのはちょうど申請をしている時期でした。工夫された面白いオフィスだな、と思っていた中、当時の社長から、「もっとマースらしさやブランドを感じるオフィスにしてほしい」という指示がありました。つまり、さらに追加で「何かやってくれ」という意味だったのです。

―なるほど、、、指示が漠然としていてご苦労なさったのでは?

はい、本当に・・・(笑)そもそも入社したばかりで「マースらしさ」がわからない。「マースらしさ」を探っていくための工程が一番大変だったように思います。

なぜ自分がこれを任されるのか?という意味を考えたとき、オフィスとは「マースカルチャー」が具現化された空間である、という考え方を知り、「これは単なるファシリティマネージではなく、オフィスそのものから、マースのカルチャーを伝えるコミュニケーション、だから私の役目なのだ」と素直に理解できました。それを教えてくれたのが、マースのオフィスガイドラインでした。このガイドラインには、マースらしい働き方が出来る環境を作るために絶対必要な条件が書かれていて、それがあるから、どこの国のオフィスに行っても、その統一された雰囲気によってマースを感じられる、と言われています。

―ガイドラインというのは例えばどのようなことですか?

概念的なことから、細かいことまでいろいろあります。画一されたクリニックのようなオフィスにしないこと、足を踏み入れた瞬間にマースの世界観を感じられるよう、カラフルで、楽しい雰囲気であること。オープンであること。個室を作らない、遮らない、どうしても仕切りが必要な場合は高さを20センチ以内にする、などです。

これらのベースになっているのが、マースの五原則」品質、責任、互恵、効率、自由の原則です。すべての事業活動の運営や、アソシエイト(社員)同士の関係においても、常に考え方や行動の指針となっているものです。この五原則を実践した働き方をするため、平等、コミュニケーション、コラボレーション、コワーク、といったことを重視したオフィスになっています。例えば、社長のデスクは、アソシエイト(社員)と同じフロアーの真ん中にあります。役職を気にすることなく、必要に応じて誰でもいつでもクイックに話をすることが出来ます。

―実際にどのような装飾をされたのでしょうか?

2006年当時のオフィスは、マースのブランドを身近に感じる装飾がなかったので、オフィス内に何本もある白い丸柱に、犬や猫の写真やブランドロゴを、ギャラリーのように装飾しました。 その後、更なる進化を!ということで毎年何かしら改装しています。そして、日本オフィスオリジナルで作ったのがこの「キャットウォーク」です。あの猫たちの部屋(写真左)から、天井の通路でこの会議室につながっていて、いつでも行き来できるようになっています。

―猫たちが優雅に渡っているので気に入っているのがよくわかります(笑)!
コミュニケーションコーディネーターとして、オフィス作り以外にはどのようなお仕事をされていますか?

入社して約5年後、現社長(日本人)に交代し、インターナルコミュニケーションのほうを専任でやることになりました。その新社長が着任して早々、言われたのがこんな言葉です。

「アソシエイト(社員)がそれぞれに輝けるようになるにはどうしたら良いかを考えてほしい」

そこで編成されたのが、全員シニアマネジャーからなるプロジェクトチームでした。社長の想いはこうでした。

「せっかく優秀な人材が集まっているのに、オフィスも静かで、自分の職務は全うするが、専門外に口を出すことはしない姿勢が多い。コミュニケーションがなければいい仕事も生まれない。このオフィスを”ワイガヤ”にしてほしい!」

初めは、何をやればいいのかと戸惑いもありましたが、チーム内で「一人ひとりがもっともっと輝くには?」をテーマに、真剣に語り合い、意見を共有し合い、様々な取り組みをしていく中で、お互いをもっと知る事、個人個人の“コネクティビティ”の重要さを理解していきました。私たちの取り組みの一つには、「永年勤続表彰式」の企画もあるんですよ。長年マースで勤務してきた人たちを、みんなで思いっきりお祝いしよう!というコンセプトで、数か月かけて企画します。ご家族にこっそり連絡を取ってサプライズ登場してもらったり(笑)笑いあり涙ありの表彰式です。

このように、私たちが真剣にやり続けていくことで、社内全体に「コネクティビティ」という言葉も浸透してきました。そのうち自主的に「こういうことやりたい」という人も出てきて、活動は定着。現在は「チームコネクションズ」という名称に変わり、進化しながら続いています。

―トップダウンでなく、周囲からそのような声が挙がるなんてすばらしいですね。さきほどオフィス内を見学したとき、柱に何かペタペタ貼ってありましたがそれもアクティビティの一つですか?

はい、コミュニケーションセッションですね。月一回、1時間。初めに業績のアップデートがあり、各部署のニュースなどを共有。ここでも、単に発表するのでなく、どんな人がどんな想いでどのように協力して達成したのか、コネクティビティの要素を入れた発表の仕方をしてもらっています。年末には、全員でカフェに集まり、スクリーンに投影したテーマについて自分の答えをポストイットに書き、3~4人のグループでシェアしてもらいます。

―お互いのことをよく知ることができるアクティビティですね。「コミュニケーションコーディネーター」という言葉がしっくり感じるようになってきました。

“コミュニケーションコーディネーターとは?“、と自分の中でもずっと問い続けていますが、マースのカルチャーを体感してもらうための「場作り」をする仕事だと思っています。ここで働いていて良かったと思える風通しの良い企業風土やオフィス作り、マースのカルチャーの理解、人との関わり合いのきっかけを作る役目だと思っています。どれも、私一人ではできない。いろんな部署の人と交わって、つなぎ合わせるという意味では、本当に”コーディネーター”なんですよね。

―とてもやりがいのあるお仕事だと思いますが、どんな時に達成感がありますか?

活動を手伝いたいという仲間が増えたときですね!大事にしたい「価値」をより多くの人と共有できることは、本当に嬉しいです!

—そういった声が挙がることもまた、コミュニケーションが増えた証ですもんね。

そうですね。あと、今年2月に発表された「働きがいのある会社ランキング」で昨年の16位から5位にジャンプアップしたことも、大きな喜びの一つです。私たちの取り組みから、現状に満足せずより良い会社になるために「変革」を続けていることが少しずつ伝わっているのだと思い、素直に嬉しかったです。

時間をかけて根付いていくものなので、本当に草の根活動なんです。数年後に結果が出る、もしくは出ないかも知れない仕事ではあります。それでも、確固たるベースがあるからこそそれを信じてやっていけるんです。あとはこれを継いでいってくれる人が現れることが、夢ですね。

―今日はありがとうございました!

プロフィール栄 夕香(さかえ・ゆか)

新卒でホテルのフロント業務を4年ほど経験した後、カナダ系不動産投資会社の役員秘書に転身するも、会社の日本撤退を機に転職活動を開始。コミュニケーションコーディネーターという新たな分野への魅力、また、同時期に実家で生まれた犬をペットとして迎えることになったタイミングでオファーをもらったことから運命を感じて、2006年マスターフーズリミテッド(現:マース ジャパン リミテッド)に入社。インターナルコミュニケーションのコーディネート役として活躍中。プライベートでは犬も猫もペットとして飼っている無類の動物好き。
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